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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/3/13

 歯医者に行ってきた。きょうは虫歯を削られて薬を詰められたのだが、「親知らずのところに歯ブラシで落とせない汚れがあってそれがもし痛かったら抜歯するのでいつでも来てください」と言われた。いやだ。行きとうない。まあ痛ければ行くが……。
 相変わらず歯を削るときの水は顔にべちゃべちゃかかるしタオルは柔軟剤臭いし、大変気が滅入るうえにやたら時間がかかって疲れた。まあ午後からは耳鼻科だし録画もあるし、自分の機嫌をどうにか取ろうと思う。
 というか迎えにきた母氏いわく「あんたがいないとそうちゃんはあんたを探すよ」とのことで、聡太くんの重い愛が大変嬉しいのだった。

「あまえられてうれしかろう」


 歯医者のあと食事をしていい時間になったので、スーパーで買ってきた生どら焼きを食べていると、聡太くんが「それをよこせ」と手を伸ばしてきた。猫の手は「前脚」というより「手」だとずっと思っている。
 猫にとって生どら焼きがおいしいのかどうか分からないが、まあ犬なら好きな味だろうなとは思う。でも猫というのは完全肉食の生き物ではなかったか。
 さいきん聡太くんについたあだ名は「食いしんぼう太郎」である。とにかく食欲がえげつない。人間の食べ物はみんな食べられる、あるいは自分を人間だと思っている。
 ちなみに心のなかで「食いしんぼう太郎」の「ぼう」に「暴」を当てているのだが、それだとこの間完結した戦隊ヒーローになってしまう。面白いと評判だったので見たかったが、我が家のレコーダーは古いので番組をふたつ連続で録画すると前の番組の最後がけっこう切れてしまうし、スーパーヒーロータイムをやっている時間帯はこのnoteの記事を書いている。そういうわけで諦めたのだった。

ちゅーるの夢をみている。


 来週には聡太くんが1歳になるのだと思うと大変感慨深い。もちろん生まれてすぐのころのことは知らないし、知っているのは生後2ヶ月からなのだが、きっとすごく可愛い子猫だったのであろうことは想像に難くない。
 聡太くんはだれのところにもベッタリと甘えにいく。かわいいやつだと思う。あまり賢くはなさそうだが、かわいいのですべて許されている。
 きのうの夜、WBCを父氏が観ているので2階で大河を観ていたのだが、聡太くんはわたしと母氏についてきて、棚のものを落とすなどのイタズラをさんざんした挙句人間の布団で寝た。大河が終わって「おやつ食べるか?」と声をかけたら「ううにゃんっ」と返事をしていそいそと1階に降りていった。
 聡太くんはなにか主張があると「うううー」と鳴く。なかなか独特で可愛いと思う。
 しかし今年の大河、主人公の徳川家康をナレが「我らが神の君」と呼ぶし、きのうはまさかの百合展開だった。きっと観ながら怒っているクリスチャンがいるに違いない。

 さて、午後からは耳鼻科である。きょうは聡太くんに留守番ばかりさせてしまっている。ひとりぼっちは寂しかろう。
 カクヨムのお祭りことKACコンも完走を目指しているわけだが、きょうのお題はきょうじゅうにUPできればいいかな、という感じだ。
 頑張って生きていこうと思う。

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