見出し画像

きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2022/11/17

 冬の雷対策に、モバイルバッテリーのコンセント出力できるやつを探しに行ってきた。1軒目の電器屋では「スマホ用か家庭用電源みたいな大きいやつしかないですねえ」と言われ、2軒目では店員さんに「どこかで見たんですか?」と言われ「ネットで見ました」と答えたところググって「こういうのですか?」というところまで進んだが結局売っていなかった。
 なんだかくたびれてしまった。しかも運転手である母氏に「あんた興奮すると怒ってるみたいな口調になるよ」と言われた。
 そんなわけで雷注意報、そんなに気にしなくていいのかなあ……と思い始めた。アマゾンで買おうかとも思ったが粗悪品や「おもてたんと違う」が送られてきたらいやだ。
 雷注意報が出ていても実際雷が鳴ることは少ない。それでも万が一と思ってパソコンを使わないできた。だが母氏曰く図書館のパソコンはコンセントを差しっぱなしにしているらしい。だったら大丈夫、たぶん……と、どうぶつの森のブルドッグのお巡りさんのように思う。
 長い買い物でほったらかしにされた聡太くんは、我々が家に帰ってきたら「どこいってたんだよ、さむいぞはやくこい」と大騒ぎしていた。申し訳ないことであった。

「おひざ……すき……」


 聡太くんはわりとお利口にお留守番できるようになった。
 いや見守りカメラがあるわけではないから本当にお利口に留守番してるかは分からないのだが、とりあえず大人しく待っているようだ。
 聡太くんが我が家にやってきた次の日が人間の通院で、母氏と別行動にして聡太くんの見守りをしたのを思い出す。あのころは本当に小さくて、とてもとても留守番なんて恐ろしくてさせられないことだった。
 もう聡太くんはケージをすり抜けられない。その代わりドアを開けられるようになった。どんどんムキムキになっていく。
 そういえばきょうはチョッキンしてから1ヶ月だ。麻酔が抜け切っていなくてふらふらしていても首輪を断固拒否した聡太くんはブレない男だ。
 聡太くんになるべく留守番はさせたくない。しかし人間が活動するとどうしても家は空く。幸いわたしが日中家にいるものの、それでも留守番してもらうことはたびたびある。
 留守番させることになるたび、玄関の鍵をかけたか不安になる。これはたまちゃんがドアを開けて脱走できるようになったときからずっとだ。開けて出て行ったりはしないだろうか。迷子になったりしないだろうか。そういう心配がドンドコドンドコ募っていく。
 いま人間が帰ってきてストーブをつけたら、聡太くんは温風にソヨソヨと毛をなびかせ、安心したように毛繕いをしている。かわいい。
 聡太くんは人間が好きだ。だから聡太くんの好きな人間でいようと思う。

きのうツイッターにUPしたやつ再掲。親子亀。


 そういえば、わたしは着物好きがきっかけで(まあ最近はまったく着ていないのだが……)和裁をちょっと習っていて、ドールさんの着物を作っているのだが、その和裁の先生から連絡がきて、やっと身内の不幸ごととそれで溜まってしまった催事が落ち着いたから来週教室を再開しましょう、とのことだった。
「子猫が来て裁縫ぜんぜんしてないんです……リハビリします……」と返信したところ、なんと和裁の先生のおうちにも猫がいて、昼間は教室に連れてきているというではないか。
 着物の先生の教室というのは着物リメイク雑貨の店の奥にあって、本業はリメイク雑貨などの販売である。その教室に猫が、それも親子でいるという。会えるのが楽しみでとてもワクワクしてきた。
 裁縫といえば、きょうはえねっちけーEテレで「ソーイング・ビー」がある。イギリスのお裁縫テレビチャンピオンみたいな番組だ。放送時間が遅くなってしまってリアタイできなくなったが、とても楽しみだ。しかし頭の中に住み着いた、審査員のヒゲのイケおじことパトリックが、聡太くんのパイナップルの蹴りぐるみを見るたび、「柄合わせができていない」と言うのはなんとかならないだろうか。

柄合わせができていない(イケボ)


 グダグダ書いたがいまわたしの横で聡太くんがスヤスヤとストーブにあたりながら寝ている。かわいい。
 猫のお腹がすうすうするのはいくらでも見ていられる。ただたまちゃんがおばあちゃんになったころみたいにずっと寝ているのは、「おまえ、子猫としての矜持はないのか?!」とおもう。もっと動こうよ〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?