きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん　2022/7/21

　首を痛めてしまった。それというのもきのう、聡太くんが人間の食事を邪魔しないように、早めに夕飯を食べ終えてケージから出して、奧の物置になっている部屋で古いベッドのマットレスで「ほらぴょんぴょんしよ！　たのしいよ！」と聡太くんを誘って飛び跳ねたところ、首がグキっといったのである。ちなみに聡太くんは「なんだこいつ」の顔でわたしを見ており、ぴょんぴょんしてはくれなかった。
　で、ずっと首が痛いので、なにをするにも首を庇ってしまう。湿布や塗り薬を使いたいが残念ながら首の上のほうで、髪の毛に邪魔されて薬の類は使えない。
　しょうがないので爽やかな入浴剤を買ってきて温まってみようと思っている。気をつけなはれや！

　虫下しの効果ははっきりとは確認されなかった。人間が寝ているあいだに聡太くんが用を足して、砂をかけて埋めてしまったからだ。もしかしたら虫さんが混ざっているかもしれないが、だからって掘り起こした猫のＵＮＫＯをいちいち分解して確認するのもなかなか勇気のいることである。
　まあ寄生虫が猫回虫みたいに分かりやすくニョロニョロしているとは限らないらしいので、何らかの効果はあったと思いたい。それに１ヶ月フィラリアに対する防御効果もあると思えば少し安心である。
　１３００円ぶんの効果はあったと思いたい。それにお腹の薬も出ているわけだし、今度こそお腹復活を成功させたい。

こいつ……自分がかわいいと分かってやがる！！

　聡太くんはたぶん、とても猫らしい猫なのだと思う。
　袋に入ってゴソゴソして遊んだり、箱に収まってみたり、先代のやらなかったもろもろの遊びを楽しそうにやっている。
　ご飯を食べたいと噛みついて主張するのも先代のスリスリや甘え声を思うとずいぶんワイルドだ。オス猫らしいというやつなのだろうか。
　ちなみにもう完全に「ご飯」という言葉を覚えてしまった。たぶんもうすぐ「おやつ」という言葉を覚えるのだと思う。
　しかし「ご飯」のときには食べる前に必ずケージに入れられる、ということまでは理解できないらしく、抱っこしてケージに入れようとすると抵抗するようになった。まだ脚で突っ張るだけなので、そんなに激しいうちには入らないのだろうが、これをずっと続けるのだろうか。はたまたいつか宇宙猫のごとく悟るのだろうか。

躍動感ある一枚。

　きょうは廊下の戸を開けて買い物に出かけた。帰ってきて玄関の鍵を開けていると、茶の間から猛ダッシュで出てくる聡太くんが見えた。
　録画消化タイムをしている間も大人しく寝ていた。かわいいやつだ。ただ買ってきたお惣菜や菓子パンを狙うのはやめてほしい。