きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん　2022/6/30

　今年も半分が過ぎ去ろうとしている。
　聡太くんはきょうも元気に悪さをしている。しかもさっきまで気付かなかったことにいきなり気付くのだからタチが悪い。
　きょうは家の中で危ないところに入れないようにして自由に遊ばせていた。わたしは自分の部屋で公募用の原稿を書いていたのだが、その間聡太くんは二階の窓辺で大人しくしていた。流石に結局飽きて降りてきてニャーニャー騒いでいたが、これといって悪さをするでもなく、たいへんお利口さんであった。
　しかしわたしがシャワーを浴びて、髪を乾かしている間に、朝に目玉焼きを作って台所に置きっぱなしのフライパンをなめていた。油断も隙もない。そんな、あんどんの油をなめる江戸時代の猫じゃないんだから……。
　確かこれは先代猫たまちゃんもやったはずだ。油断していた。フライパンもきれいに洗わねばならない。

後頭部傑作選。ありがとうグーグルフォトくん。

　きのう絵画教室で巨大猫たちと戯れながら絵を描いてきた。絵の先生によると「トラ猫は色を問わずだいたい聞かん坊で、黒猫はだいたいおっとり」とのことだった。
　まさに先代猫たまちゃんがおっとりさんだった。大人しいというか怖がりで、聡太くんみたいなスケールのでっかい悪さはこれといってしなかったはずだ。まあ中身の入った鍋（火は消えていて鍋も中身も冷めていた）をコンロから落としたことはあったが……。
　というか聡太くんの悪さのスケールが大きすぎる。しかし茶たんすに登れないように、丸めたガムテープを茶たんすのヘリに並べたら、飛び乗ったとき「なんじゃあこりゃあ〜！！」と逃げ出した。ありがとうネットの先人たち。
　薬を飲むのは邪魔するし噛むし無体なことを連発するし、なのだが、すごくかわいいし困らされるのもちょっと嬉しい。