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きょうの聡太くん 2022/5/29

 聡太くんに新しいあだ名が二つついた。「肺活量エグ夫」と「垂直跳びエグ夫」である。「夫」の部分は「太郎」とも呼ぶ。
 肺活量のほうは、ちょっと1人になると凄まじい大声で「にゃあああああん!!」と鳴き続けるからだ。どういう肺活量をしてらっしゃるのか。健康で大変よろしい。
 垂直跳びのほうは人間の腕めがけて子猫にしてはずいぶん迫力のすごいジャンプをしてくることに由来する。もう黒ひげ危機一髪もビックリだ。健康で大変よろしい。
 もう家にきたころの赤ちゃん猫の時代は過ぎ去り、聡太くんはヤンチャの塊になっている。噛まれたら泣く作戦に慣れてしまい容赦なく噛んでくるので、噛まれたら無視する作戦でいくことにした。大人猫になったときに噛み癖が残ったら困るので、どうにか治せないか頑張ってみる。

猫パンチ!!


 久しぶりに将棋道場に行ってきた。わたしはまだ弱いので、四枚落ちを教わっている。
 聡太くんがうちにきてから初めての将棋道場である。聡太くんは母氏とお留守番だ。
 相変わらず公民館に集まるおじさんたちは親切で、マズい手を指してしまうと教えてくれるし、気付いていい手を指すと褒めてくれる。
 わたしは学歴が死んでいるわけだが勉強自体は好きだ。将棋は勉強することがいっぱいあって楽しい。
 帰ってきて教えてもらったことをルーズリーフにメモしていると、聡太くんが「なにこれ??なにこれ??」と邪魔してきたので、台所でメモを書いたのだが、またしても肺活量エグ夫になってしまった。

 将棋を始めたきっかけは藤井聡太先生のデビュー戦を報じたクローズアップ現代をたまたま観たことだ。だから我が家にやってきた子猫にわたしは「聡太」という名前をつけた。影響を受けたのはどちらかというと加藤一二三先生なのだが、その記録を塗り替えまくった藤井聡太先生のお名前をもらうことにしたのだ。
 藤井聡太先生のように、強くて逞しい子に育ってほしい。無敵になってほしい。

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