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幸福は糸から学ぶ

「辛いことの方が多い。人生は得てしてそう言うものだ」そんな諦めに近い感情で毎日を生きていないだろうか?私は違うと思う。

幸福は見つけるものではなく、感じるものだからだ。辛い気持ちでも一縷の望みを見つける能力や、観察眼を身につければ苦境に身を置いても幸福の糸を再度、手繰り寄せられるのではないだろうか?

素敵なご家族と話す機会があり、心からそう思う。治療が難しい病気を患っていても、愛する家族がいる、友達がいる、生きていれば人との繋がりがある。

最初は1本の細い糸かもしれないが、糸を撚る・合わせることで糸は太く切れないものになる。また、糸は結ぶことでさらなる多様性を生み出すこともできるし、織ることで一枚の布にもなる。

私の考えだが、実際には「幸福・不幸」というものは存在しない。ただ目の前に起きる現象を人間がどのように切り取るかによって、判断する概念だ。現象の切り口・見方によって、自分で決められる。

「全然役に立たないかもかもしれないけど、でも何も動かないよりはいいよね」

勇気ある少女の言葉。何もしないまま「自分は不幸だ」とただ嘆いている人には知ってもらいたい。

最も不幸なのは、何も行動せず不幸と思い込んでいる現状にあると。

凧揚げを考えるとわかりやすいかもしれない。凧を揚げるとき、風上に向かって自分が走る。一度凧が青空に舞うと安定する。

凧が飛び続けることが幸せだとしたら、凧が落ちないように糸をしっかりと張る。また、糸を切ってしまわないように細やかなコントロールを忘れないようにしてほしい。

愛すべきご家族から得た私なりの「幸福」の追い求め方です。貴重な気付きをいただき、ありがとうございました。

ライター・フリーランスは孤独です。私は1人で悩んでいる人のためにnoteで情報発信しています。サポートいただけたけた収入は、更なる有益情報を発信するための原資とします。賛同していただけたらうれしいです。