裁判傍聴行ってきました

久しぶりの投稿。笑

今日はタイトル通り、裁判の傍聴をしてきましたよ~ってお話です。

きっかけとしては、もともと法学部所属でどうせなら一回くらい裁判傍聴してみたいな、というのが1つ。
あと、オードリーのオールナイトニッポンを聴いていて、若林さんが昔裁判傍聴をよくやってたみたいな話を聴いて、意外と身近なんだなと感じたのもあります。

無事に就活も終え、暇を持て余してるのでこのタイミングで行きました。

感想をまず一言で。

意外とあっさりしてんな~。

これです。
もちろん扱う事案によって長さとか違うと思うけど。もっと熱くなれよ!って言いたくなりました。
ただ、これってよく考えれば当然のことで、日ごろから何千何万の事案を裁いてる裁判官・検察官・弁護人はいちいち熱くならないんですね。ほんとに手順に従って淡々と、聞くべきことを聞いてる。そんな印象を抱きました。

ここからは裁判レポを軽く。

【裁判傍聴レポ】
大阪地裁に行きました。
まず入口で手荷物検査をされます。警備員さんが3.4人いて、「手荷物検査お願いしま~す」って高いトーンで言われました。静かに手荷物見られると思ってたから、テンションの差にギャップを感じた出だし。

入口横にある裁判一覧を見て、どの裁判を傍聴するか決めます。当日に現地に行かないとどんな裁判が行われているのかわからないので注意。(一部除く)

傍聴する裁判を決めたら部屋をメモして、法廷に向かいます。中は意外と普通に通行できます。僕が行ったのは新館でしたが、その間にも多くの人とすれ違いました。入っていいのか不安になりますが、ほんとに入ったらダメなところは警備員が止めるはず。

さあ法廷に着いた!
ドアを開ける。ドラマで見るような広い法廷が広がっている…わけではなく、少し小さめの法廷。すでに裁判官・検察官の方はスタンバイしていて、ほどなくして弁護人と被告人登場。被告人は腰に紐をまかれ、手錠をされていて、審理中の被告人であることを再確認しました。

裁判の順番としては
本人確認・事実確認

経歴確認

証拠確認

弁護人・検察官質問

裁判官から一言
みたいな感じ。全部合わせて30分くらいで終わりました。

ベテランで何度も公判をやってるからなのか、早口で聞き取れない部分もありましたね。笑
忙しいので仕方ないところもありますが。

もっと他のを見てもよかったのですが、同じような内容かなと思ったので退散。

感想としては、最初に述べたものに加え、「みんな優しいな」ということを感じました。決して被告人を責めるわけでもなく、事実をしっかり見つめ、被告人の言葉を引き出して判断していこうという姿勢を垣間見ることができました。まあこれは被告人が事実を認めていたからというのもあると思います。否認してたらもう少しもめるのかな?

あと個人的に興味深かったのは、(おそらく)それまで世間からエリートと言われ続け、猛勉強の末に法曹になった人たちと、罪を犯した(とされる)人が話をしている構図そのものです。法曹と被告人の座る位置関係もあり、言葉が正しいのかわかりませんが、社会的ステータスの圧倒的な差を感じてしまいました。
どういう気持ちで法曹の方は裁判で臨んでいるのか…

ともかく、一度裁判は傍聴してみるのもいいと思います。意外と簡単に見れるし、いろんな気づきがあるので。

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