人生には長いお休みもあっていい

止まったらだめ。

なんだか、社会はそんなふうです。
毎日学校に行かないとだめ。決まった仕事を持って働いてないとだめ。

人生100年時代と一部で言われるようになっているというのに、百年も休むことが許されないなんて。
いったい人間とは、どんな罰を背負ってこの世に生まれてきたのか、と思ってしまいます。

疲れたら休める。休んでいることを否定されない。そしてそれでもなんとか生きていける。
そんな社会のほうが、豊かなんじゃないかと思います。

今日はひきこもり当事者の居場所運営をしています。
止まったらだめ、というふうな社会にあっては、ここに来るみんなはちょっと生きにくそうです。
周囲に焦らされて、自分も焦ってしまうひとがたくさんいます。
ほんとうは、周囲のひとにはゆっくり待ってほしいです。
いまの在り方を責められない場所での時間をゆっくりと過ごしたひとが、自然に自分の生き方を見定めて歩き出す後ろ姿を何人も見てきました。

立ち止まっても、休んでもだいじょうぶ。
そういう時間もとても大事。それでもなんとか食べていける。
そんな社会を作りたいなと思います。

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