あなたのすべての季節を愛してるよ
こんばんは。
今日は久しぶりにジョンヒョンの記事です。
サッカー方面の方はすみません。
さて。
ジョンヒョンはMBCという放送局でプルンバムという深夜の音楽番組のラジオDJをやっていました。
プルンバムには「오늘 너에게(今日、君へ)」というコーナーがあって、最後の方の放送では毎日ジョンヒョンは自分の歌をかけていたのですが、엘리베이터 (Elevator)を紹介したとき、ファンの方がしてくれた話として、いろいろと話をしてくれました。
その話はファンの方が直接してくれたこともあれば、手紙の中でも読んだし、インターネット上でも見たと。
上の文章はファンの方が書いた文章なのですが、ジョンヒョンはおそらくこの文章を読んだのではないかと、当時ファンの間では言われていました。
ジョンヒョンがそのとき話してくれたことと内容が合致するんですよね。
この文章が本当に美しくて綺麗で。
ファンの方の話はジョンヒョンにもたくさんのインスピレーションを与えたようです。
こうして話してくれたことから書くことが出来たと。
엘리베이터 (Elevator)の歌詞に何が書かれているかを知ったとき、「じょんもこういう風に思うことあるんだなあ」となんだか親近感が沸いたことを覚えています。
あんな風に彼の憂鬱と弱さを見せてくれたことが嬉しかったことを思い出します。
ジョンヒョンはデビューの頃から「憂鬱」について言及してきましたが、彼がIUに提供した「우울시계(憂鬱時計)」なんかはまさにそうですよね。
おそらく、憂鬱は彼とともにあったのだと思いますが、ジョンヒョンは常に憂鬱感の中にいた青年ではなかったとわたしは思っています。
彼が最後に遺した文章だけで彼の全てを推し量ることは、この世では誰一人としてできないですもんね。
話を元に戻しましょう。
小品集の이야기 Op.2には四季があるけど、もしかしたらここから得たのかなとも思います。
ジョンヒョンは、アイドル(=SHINee)としての音楽は「理想の姿」とし、自分の小品集の音楽については「少し日常的で人間的な姿」だと言っていたのですが、自分の音楽で四季を描くことによって「ジョンヒョンという人はこういう人なんだ」とそっと教えてくれていたんだなと今になっても思いますね。
きっと本当はわたしにも季節というものがあって、その中ではわたし自身もいろいろな姿があるのだと思います。
でも、ジョンヒョンのように自分をさらけ出したことはないかな。
自分の内面を見せるのはとても勇気がいりますよね。
だけど、音楽で自分という人間を表現したジョンヒョンにとっては、「僕のすべての季節を見せても、僕のことを愛してほしい」と思っていたのかもしれません。
「どんな季節の中にいたとしても、わたしもあなたのことを愛しているよ」
そう、改めて彼に伝えたいです。
それでは、またお目にかかります。