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企業理念と就活生


こんばんわ。

今日は、新しいメディアの設計をする上で

実際のユーザーの声をヒアリングすべく、

大学生の子たちに

就職活動の時にどんな仕事の探し方をしていたか

ヒアリングをさせてもらう機会がありました。


面白かったのが、就活生の企業理念の捉え方。


私たちの会社は、

企業理念を軸にした企業ブランディングを生業としているのですが、

今の学生たちの企業理念に対する認識がとても新鮮!


そもそも、ちょっと前の就活じゃ

企業理念なんて誰も注目せず、存在さえ知らなかったですよねー。

でも、今はほとんどの学生が、企業理念をチェックするそうです。


しかし、その理由が何とも面白い。


志望動機を書くためや

聞かれた時に答えられないとまずいからチェックしていくべき

マスト情報という認識だそうです。


それに多くの企業の理念は、抽象的で同じようなことを言っているので

言葉として企業理念が学生の記憶に残ることは、

皆無だそうです(笑)。


そのかわり、その会社で働く先輩社員と話してみて

「この人、企業理念と全然違うこと言ってるなー!」とか、

「言ってることと、やってること全然違うじゃんw」とか、

理念と体現のギャップの方が、企業の印象として強く残る。

で、それが会社の信頼度に悪影響を及ぼすそうです。


理念の言葉云々より、理念の体現。


それを学生のみんなは感じとって、仕事選びの基準にしているんですね。

ちゃんと見ているなー、と感心しきり。


普段の仕事では

いかにその企業らしい企業理念を創るかに集中しがちですが

それよりも、ちゃんと理念に社員の考動が伴っていることの方が大事。

理念構築よりも、理念浸透の価値が大きい。


結局、企業も法人と言われるように、人と一緒ですね。

言ってることと、やってることが、伴っている人が信頼できますもんね。


自分たちと立場の違う学生のみんなの話を聞くのは、

ほんとに、いい刺激になります。


ありがとうございました!

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