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予算200万円台でのDIYマンションリノベ1 シロアリの棲家から人間の棲家へ
こんにちは
一級建築士の松井創斗と申します。
今回は、自宅のマンションリノベーションについての記事を書かせて頂きます。
はじめてのdiyセリフリノベ。
右も左もわからず、さまざまなトラブルや楽しい出来事を経験しました。
誰かの目に触れて何かのきっかけになれば幸いです。それではどうぞお楽しみください。
序章
10年間勤めた組織設計事務所を退職し、故郷の川口市に移ってまいりました。
集合住宅は、設計も現場監理も、一応経験してきたつもりです。
しかし、これが自分で施工となるとさぁーっっぱりわかりません。
釣り友達から「DIYでやるの?さすが一級建築士だなー」と言われて気づいた違和感。恐ろしいもので、触れたことのないものを図面に描いて、指示してきたのです。(稀にそうでない設計者ももちろんいらっしゃいます。でも、その人たち結構スゴイんです)
その恥ずかしさをも受け止めてくれる、設計も施工も出来る友人「綴組さん」にDIYサポートを依頼し、実家の両親や友人たちを巻き込んで、セルフリノベーションを始めることになりました。
現地調査
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![](https://assets.st-note.com/img/1716721024434-qimZVpglTi.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716721035293-jWuFvfPc8G.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716721061570-K2p4JRyGMt.jpg?width=800)
大きな庭と、南側に連続する窓に一目惚れして、この物件に決めました。
ただし、気になるのは「ビンテージマンション」とも言えない微妙な古さです。
これが、明らかに旧耐震時代のマンションなら、建具や金物にも味わいがあってカッコいいのですが、絶妙な旧さ。
昔のリバイバルファッションはイケてるけど、10年前だと微妙なのと
なんだか似ています。
建築の方がすこし老いるのが遅いんですね。
解体
さて、現地調査の次は、部分的に解体をしてみて、見えない部分を調査していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716733706191-a5glLsOKO6.jpg?width=800)
天井を開けてみると、思いの外綺麗なコンクリートです。当時の型枠はラワン合板でしょうか、木目が綺麗に残っています。これは現しにしても耐えられそう!ということで天井は全て解体することに。
それにしても、どうもカビ臭い。。壁を解体してみると一大事。
次回に続きます。
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