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20. 竹川美奈子『はじめての「投資信託」入門』

 NISAの口座を開設し、村上世彰氏の『村上世彰、高校生に投資を教える。』で株式投資の基礎の基礎をインプットした。

 そこで感じたのが、国内にせよ海外にせよ、株式の投資のためにアクティブに動きまわるエネルギーがないという事実。まずは、投資信託で手軽に投資をはじめ、関心が大きくなってきたら、次に株式に進めばいい。

 だから、竹川美奈子氏の『はじめての「投資信託」入門』で投資信託の基礎を早速学んでみる。

 投資先を特定して投資できる株式に比べて、投資信託はどことなくとっつきにくいイメージだった。保有するかぎり継続して発生する手数料の存在も、正直、証券会社に食いものにされている感があった。
 あと、事前にあったわずかながらの知識としては、購入するときに手数料がかからない「ノーロード」の商品があったり、各種のインデックスと連動するインデックスファンドがあったり、ぐらいにとどまる。

 本書を読んで、まず新鮮だったのは、手数料には購入時手数料、運用管理費用のほかにも信託財産留保額などがあり、それらは商品によって大きく異なるというところ。購入時手数料がかからないノーロード、かつ、信託財産留保額もゼロの商品からはじめたい。

 インデックスファンドを選ぶ目安としては、手数料が安いか、長期的な運用を期待できるか、目標とする指数と乖離していないか、がある。

 一晩考えた結果、国内、米国、グローバルの3種類のインデックスファンドと、中国株のアクティブファンドを購入した。
 全部が株式であり、リスクをきちんと分散できていないかもしれないが、今回の120万円はあくまでも勉強用、生活に影響しないお小遣い的な資金だから、気にしない。

 さて、運用の成果はどうなるか。まずは1ヶ月後ぐらいに見てみよう。

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