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舞台観劇に酔った3時間 「骨と軽蔑」
昔はよくクラシックバレエのお気に入りスターを見に、舞台鑑賞していたな。パリオペ、英国ロイヤルダンサーに熊川さんなど。なるだけ近い席で踊る姿を見たかった。近すぎると爪先が見えないこともあったか。
最近はたまにミュージカルかな。市村さんのオーラを浴びて、元気もらった。
芝居は・・ほとんど見たことない。退屈の予感があったから・・?^^;
有料テレビでたまに拝見するくらい。
先月相方と久々歌舞伎鑑賞。苦手分野だったけど、楽しめた。3階席で染五郎さんの宙吊りを見て、表情に舞に感激。その時、このチラシを見つけたのだ。
「骨と軽蔑」・・難解そうだけど、すごいキャスト!!
3階席狙って、ポチっとして、チケットゲットした。
昨日、ほとんど予備知識なく、あまり期待もせず、1人劇場へ。95%女性客か?^^;
3階の一番後ろの席。その後ろに立ち見客が数名。
舞台装置が、ちょうど良い角度で全体が見渡せ、開演、照明がつくと・・美しい!
絵画のような色彩、洋画のような風景に、うっとり。
そこに登場した、召使役の犬山イヌコさん。なんと客席に話しかけてくるのだ。
「博多の人・・天神の・・」 面白くて、一気に引き込まれていった。
次々にテレビでしか見たことのない女優さんが登場。安物のオペラグラスでは、最初、判別が難しかった^^;
滑舌の良いマシンガントークで、クスクスしたりで、退屈感じる暇なし。なにしろ、東と西で戦っている戦禍の話なのだ。後半から、胸に突き刺さるセリフも多くなり、いっときも目が離せない。プロジェクションマッピングに、動物の小道具に、回転する装置に、見所満載。
休憩25分(までネタにしたセリフ、最高)入れて、あっという間の3時間。役者も、脚本も、演出も、舞台展開も、何から何まで素晴らしい作品でした。
帰り道、余韻に浸って、フラフラ〰。
あー、1階席で女優さん達の表情も見たかったけど、いつか有料テレビで放送されるかも。やっぱり舞台空間って良いな。時々見に行こう。
さて、ゆっくりプログラム読んで、復習しようかな。。。
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