”旅”して感じた無力な自分。
こんにちは、そーた(sotakasugai)です。
世界一周に出て1年が経ちました。
そしてそのタイミングで大炎上が起こりました。
今回の記事では、バングラデシュで物乞いの方に食べ物を与える動画を投稿した経緯や裏側についてお話していきます。
動画はこちら。
こちらの動画も賛否両論が多かったです。
まずは、今回の動画を撮ろうと思った経緯について紹介します。
今回の動画を撮ろうと思ったわけ
今回の動画を撮ろうと思った理由は、炎上した際にバングラデシュに対して人種差別的な発言をしている日本人が多くいたからです。
炎上の原因は、海外でヒッチハイクしたTweetがバズり拡散され炎上しました。そのツイートが炎上した関連で、バングラデシュの友人との写真も取り上げられ炎上しました。
などなど、、
人種差別的な発言をする見ず知らずの日本のネット民たちにたくさん書かれました。
自分のことを言われるのはどうでもいいですが
お世話になった友人。ましてやバングラデシュという国自体を悪く言っている気がしてとても憤りを感じました。
だから、バングラデシュに対して何かできないかと思い、物乞いの方に食事を配ろうということを決めました。
正直、物乞いの方に対して食料を渡すのはあまり良くないことは知っていました。ましてやお金なんて。
(大学時代にボランティア活動を行なった時に、教えてもらいました。)
それでも世界を旅し、物乞いの方が多くいる現状をたくさん見てきたのにも関わらず何もできていない自分にモヤモヤした気持ちがありました。
(特にトルコを旅していた時に、友人にお腹いっぱいご飯をご馳走してもらったことがあります。その後に物乞いの方を見て、とてもモヤモヤしました。自分は何もしていないのにお腹いっぱいになっている。旅をしているだけなのに、なぜお腹いっぱいになっているのか。と)
その気持ちが心の奥底にあり、月日が流れました。
そして今回バングラデシュの写真が炎上し、バングラデシュに対して悪く言う人が多く自分に何かバングラデシュの方にしたいという”きっかけ”になりました。
炎上が行動する”きっかけ”になったのです。
いや、正確に言えば自分自身で、自分を行動させる”きっかけ”にしました。
そしてすぐに行動に移そうとしました。
けどね、正直めっちゃ葛藤したんですよね。すぐに行動に移せなかった。
Youtubeで発信すると、批判やアンチがくるのがわかっていたから。
だからこそ、より勇気が必要だった。
けど、やらない後悔は嫌いだった。
あの時、やっておけばよかったと思う人生は送りたくない。
だから、行動することにした。
バングラデシュで仲良くなった友人アルフィンに経緯を説明し、翌日、食事をわたすことを決めた。
当日
そして翌日。
朝一で大きな駅に集合した。アルフィンと何を配るのかを話し合い、手軽に配れてみんなの口に合いそうなバーガーを配ることに。
アルフィンは本当に感謝をしてくれていた。
物乞いの方全員にはわたすことはできないし、今からやろうとする行為も自己満なのかもしれない。そんな気持ちが当時はあった。
けど、アルフィンが『感謝している』と強く言ってくれたおかげで勇気が出た。
バーガーを一個一個包終わり、駅にいた方達に配った。
(もちろん全員には配ることはできなかった)
一般の方も集まり過ぎてしまったので場所を移動することに。
そして、作戦を練り直すためにアルフィンの友人が働いているビルに行った。
そのビルでアルフィンが昼食をご馳走してくれた。
アルフィンの行動
アルフィンが昼食をご馳走してくれた。
払うよ。と何度も言ったが『奢らせて』と強く言われたので、財布をしまった。
2人分のライスボール。値段は2人で240タカ(308円)
日本人からしたら安い値段。
だが、アルフィンの月の給料は8700タカ(11000円)
決して安い昼食代ではない。なんだかとても心が熱くなった。
アルフィンは自分達に恩返しをしたかったんだろうという気持ちが感じられた。その気持ちにとても心を打たれた。
ありがとう。
午後からの活動もしっかりやろうと決めた。
そして、場所を移動し、1人1人に聞きながら残りの食料をわたしていった。
64個のバーガーを配り終わり、アルフィンと街を散策しお別れした。
宿に帰ってきて速攻で編集をして次の日Youtubeにアップロードをした。
帰り道にもたくさんの物乞いの方がいた。
今回の活動を振り返り
Youtubeで発信すること正直叩かれるのはわかっていたけど、それでも作りたかった。
そしてバングラデシュで出会った友人たちにも見せたかった。
これは自己満なのかもしれない。
けどやってよかったと思ったし後悔はない。
自分達だけでは1食分の食事を64人にしか配れなかった。
そして、バングラデシュの現状をYoutubeで発信することしかできなかった。
無力感も感じた。
食料を配り終わった帰り道にもたくさんの物乞いの方がいた。
食べ物を与えるだけでは根本的な解決には全くならない。
だから将来、食べ物を与える人ではなく、食べ物を得られる方法を教えられる人になりたいと強く思った。
もっと頑張りたいし、強い男になりたい。
さいごに
以上が今回の行なった経緯と裏話でした。
初めての活動で、自分たちが至らなかった部分も多くご指摘をたくさんいただきました。(左手で渡すのは、宗教上良くないことなど)
SNSなどで教えて下さった方ありがとうございます。
そして協力してくれたアルフィン、りおな、ありがとう。
1人では何もできないことを痛感しました。
けど、今回の行動に後悔はありません。
これからも自分の1つ1つの行動に信念を持って生活していきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではではまたお会いしましょう!
Youtubeでは世界一周のリアルを発信していますので覗きにきてください😁
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