SAPエンジニアがベンチャーへ転職した話
はじめまして、フラジェリンの川端です。
インフラ（AWS）を担当しています。
SAPのBASISエンジニアからSaaSベンチャーという全く新しい世界に飛び込んだお話を書きました。（実話です）
前職での業務内容
前職でエンジニアとしてのキャリアをスタートさせてから２年ほど。
大きく以下の業務を担当していました。
1つ目は、SAP BASIS関連です。
SAP BASISとはSAP社のERPシステム（基幹システム）のミドルウェア全般でERPシステムを稼働させるのに不可欠な部分です。
SAP BASISだけでなく、サーバやDB部分までの運用や構築を担当していました。具体的には、Oracleのバージョンアップ、S/4 HANA（最新のERPシステム）の構築、サーバ更新などのPJを経験しました。
2つ目は、小規模なWEB投票システムのAWS部分の設計や構築の担当です。ネットワークやDBバックアップ、ALBを用いてAPサーバの冗長化の設計や構築をしていました。
転職理由
基幹システムの業務は「止まらない」「バグらない」「運用でカバーする」がモットーで、いわゆる「枯れた」技術がいい意味でも悪い意味でも好まれる傾向にあります。
（未知のエラーなんて基幹システムにとっては致命的です。）
ですので、新しい技術を試したり経験したくとも、なかなか機会がありませんでした。
AWS環境も、コンソールからEC2を立ててミドルウェア部分は手動で管理していたり、バックアップのスクリプトでハウスキープしていたりと、AWSの機能よりも「運用でカバー」が多かったです。
SQSやLambdaのサーバレス環境での運用自動化や、IaC環境でバージョン管理をしたい！というのが転職の出発点です。
さらに、まだまだエンジニアのキャリア初期なので、サーバやフロントなど他の分野にも触れていきたい！という思いもあり、以下を転職の軸に据えました。
AWSのモダンな開発（サーバレスやIaC）が経験できるか。
インフラ以外の業務も経験できるか。
フラジェリンに入社を決めた理由
もちろん、フラジェリンは上で挙げた転職軸に適っていました。
（そりゃぁそう）
AWSリソースをCDKで記述しコード管理しているし、SQS、SES、Lambdaといったサーバレス環境でサービスを展開している点も魅力的でした。
参画人数もまだ少なくインフラ以外の業務にも携われそうなのもポイント高かったです。
しかし、決め手となったのは熱量、採用に対する熱量です。
フラジェリンの選考は、よくありがちな管理職と人事だけが採用に参加して「現場の雰囲気がわかりにくい」といった選考では全くありませんでした。
選考の中で現場のエンジニアほぼ全員と面談できることや、要望に応じて選考過程を調整してくれるなど、会社全体で新人エンジニアを歓迎してくれそうな雰囲気、エンジニアを大切に扱っていそうな雰囲気に好感を持ちました。
最終面接でCEOの阪本さんが「エンジニアが興味を持てる面白い環境を提供し続けるのが我々の仕事」とおっしゃっていたことが今でも心に残っています。
また、「あなたはどういう人ですか」「何ができますか」という求職者に対する質問だけでなく、「我々はこういうことをしています」「こういったことが課題です」と会社側の現状や課題を曝け出してくれたことで、フラジェリンという会社を理解して選考を進めることができたことも入社を決めたポイントの一つでした。
入社してみて
想像通り、いや想像以上に面白い環境だと満足しています。
AWSリソースはCDKをTypeScriptで記述する環境で、慣れないですが非常に面白いです。
TypeScript繋がりでフロント（React）の既存機能改善も経験できていますし、そろそろPythonでサーバサイドを触ってみようかという動きも！！！
インフラからフロントまで経験できていることに興奮が止まりません。
分からないこと、知らないことが多く苦労するものの、「わからないことが多い=チャレンジングな環境」だなとワクワクしながら日々過ごしています。
（全く進捗がなく落ち込む日も多いですが。。。）
さらに気に入っているのが年間10万円まで支給される自由経費。
領収書さえ提出すればある程度自由に使える制度ですが、この経費のおかげで気になった技術書をためらうことなく購入できます。（もう既に5冊購入済）
フルリモートで通勤時間がないのも相まって業務時間外にもキャッチアップが捗ります。
さいごに
SAPエンジニアからSaaSベンチャーに飛び込んでみて、この選択は正解だったなと思っています。
自分の経験したことのない技術、特にAWSでは知識としてはあったもののなかなか経験のできなかった分野を経験できており、満足しています。
今後、このチャレンジをさらに成功だったと振り返られるよう日々精進していきます。
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もし、この記事を読んでフラジェリンに興味を持たれましたら採用情報をご覧いただければと思います。
この刺激的な環境に飛び込んでみませんか？
以上
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