不朽の名作 映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」

子どもの時に、初めて「全米が泣いた」的なCMで強い印象を持ったのが本作。どんな話かもわからないまま、当時からとても気になっていたが、いよいよ見てみることにした。

30年の時を経て、本作は知能が低いけれども体が強く、一途で誠実な「フォレスト・ガンプ」の人生を描いた映画であることがようやくわかった。知能の低さゆえに時に周囲にののしられることもあるが、ただただ誠実に周囲の人々を大事にしながら生き、知らず知らずのうちに周囲に影響を及ぼすフォレスト・ガンプの生きざまには、見終わった後に胸が熱くなること請け合いである。

「生きているうちに見ておきたい映画」という類のランキングには必ず入ってくる作品だが、それは本作の面白さそのものに加え、おそらく「普通の人間の人生」(ネタバレになるので詳細は割愛するが、実は彼は普通の人などではない。)という万人受けするテーマを描いていることが理由なのだろう。2時間超と気軽に見るには少し長いように思われる作品だが、レンタルする時間も不要なこのご時世、肩ひじ張らずにあっという間に楽しめるので、ぜひ見てほしい。

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