映画「今夜、ロマンス劇場で」

映画監督をめざす青年が、憧れの映画のお姫様と出会う。彼女は映画から飛び出してきており、人の暖かみに触れると消滅してしまう。そのため、相手に決して触れられないラヴストーリー。

私は恋愛感情と相手に触れたいという想いは、切っても切り離せないものだと思っている。最初からそういった制約があることを知りながら、人生を添い遂げる決意をすることはとても難しい決断である。だからこそ強く感情移入する人もいるだろうが、個人的には、設定の難しさから、すんなり理解して話に付いていくことが難しく、話に没入し切れなかったのが、やや残念ではあった。

それでも2時間があっという間に感じられたのは、綾瀬はるかの魅力かな。あんなに活き活きとお姫様を演じられる人は、他にいないのではないだろうか。

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