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月刊そうすけVol.10


2002年8月8日に開店して今年でちょうど20周年。月刊そうすけと名を打ったメルマガがスタートいたしました。
様々な角度から「古家具古道具そうすけ」をご紹介していきます。
ー物の心を助けるー
を社訓とする「古家具古道具そうすけ」その名の通り店内には、愛情を持って丁寧に補修された古家具や古道具たちが並びます。
一見気づかないほどのさりげなさで、隅々まで美意識が行き届いた店内の様子は来店したものの心を静かに満たしてくれます。
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半袖で街を歩く人も見かけるようになりました。今回のスタッフインタビューは撮影担当の湯田真代さん。姉さん肌で頼もしい真代さんは男の子二人女の子一人の3人のお子さんを持つお母さんでもあります。おおらかな包容力と凛々しさ逞しさ。いやあ、そうすけのスタッフさんは皆さんかっこいい!

ーグラフィックデザイナーを経てー

真代さんの前職は誰でも一度は食べたことのあるようなスナック菓子や冷凍食品などのパッケージデザインを制作するグラフィックデザイナー。都内のデザイン会社でクライアントと打ち合わせを重ね、会社一丸となってプロジェクトを進めていく働き方をしていました。
工程としては商品を物撮りし、それを元にデザインを完成させていきます。最終的にはカメラマンが撮ったものを当てはめるのですが、当時その物撮りをする際、角度や雰囲気など細部を気にかけて行ってきたことが今の仕事につながっているかもしれないと言います。

ー家族ー

20代早々に学生時代に出会ったご主人と結婚。デザイナーは引退しそこからの優先順位は家族に。
消防士であるご主人は野球命!その意思を引き継ぎ、長男次男は野球に没頭していきます。ご主人は息子達が高校野球で活躍するタイミングに合わせなんと審判の資格も取得。試合で同じフィールドに立つくらいの情熱です!
真代さんは息子たちの野球生活を支えるお母さん。真剣に打ち込み、強豪校でがんばる彼らの野球人生が湯田家の中心になっていきます。
ちなみに末っ子の女の子はまたとっても可愛くて癒しなんだとか。仲良し家族です。

今年が最後の夏!

ー高校野球ー

そうすけ、そして米倉社長との出会いは本当に縁を感じると言います。
米倉社長も高校野球の経験者。野球中心の生活に多大なる理解を示してくれます。
「徹さんはもとキャッチャー。キャッチャー体質だなって思います。視野が広く支持を飛ばす。息子たちのことしょっちゅう聞かれます。どう?最近、春の公式戦どう?どこまで勝ち進んだ?見に行こうかな〜って」
夏の大会はどうしても平日に開催するので、シフトの変更も臨機応変に対応してくれることに感謝が尽きないとか。

「終わりがあるから頑張れる。高校生ってみんなそう、美しいです。ここまで頑張ったらその先はないから全ての情熱をそこに注ぐ。試合を見にいくと、おじさんたちが一人でビール飲みながらそこらじゅうから湧いて出てくる。神奈川県の高校野球ってファンが多くて。必死で頑張ってる姿がたまらないんでしょうね。
一生懸命生きてて羨ましいなって思います。そういう子達を応援したくなる。我が子だけでなくみんな。高校野球に携われるのはあとちょっと。そこから自分のことはまた考えますw」

みんな愛おしい、美しいな。胸がカアって熱くなっちゃいますねこんな話お聞きすると。(感想)


集中して撮影します

ー撮影についてー

基本的には月・水・木曜日、1日に4−5個の家具たちを撮影します。
「360度見渡してどの方向から見ても良いように写真を撮ります。
それぞれの家具のチャームポイントも逃さず、数ミリ単位でここだってポイントがあるんです。初めはカメラ初心者だったので。徹さんとかなり打ち合わせして、彼の感じたものを取り入れつつ進めていきました。」
今は完全に任せてくれているそうです。
天気が良い日はガラスが綺麗に撮れるので、優先順位を決めつつ天気予報はスタッフ全員毎日チェックします。


ー物の心を助けるー

そうすけとの出会いで感じているご縁が実はもうひとつあるんだとか。
少し躊躇しながらもお話ししてくださったこと。
「そうすけの仕事を見つけたときに、自宅(辻堂)の近くにこんな場所があったんだと地図を辿って近くに見つけたのが
茅ヶ崎公園墓地。実は亡くなった父がそこに居るんです。
しっくりこない仕事で迷っていた頃ここに出会えた。父がここに引き寄せてくれた感じがするんです。
がんばんなって背中押されてる気分です。そうすけの仕事を見つけたとき、絶対に逃しちゃいけないって思ったんです」

人って亡くなってもいなくならないよなと記者もよく感じています。

そしてそれはそのまま、古家具・古道具そうすけの思い
ー物の心を助けるー
につながるなとしみじみ思います。

誰かが使っていた家具。傷一つ一つに痕跡があって愛おしい。
その思い出を大事にスタッフの皆さんが仕事していることが取材を通してものすごく伝わってきています。

「その人がいないけど、繋がる。古道具のいいところ」真代さんも言います。

撮影中でもお客様が家具をみたい時は優先してみてもらいます
ワクワクが止まらない!


ーメッセージー

初めてそうすけのお店に足を踏み入れたとき。
本当に感動して、夢のような世界だと思いました。
キラキラしてる。ワクワクが止まらない!
その一番最初に来たときの感覚が忘れられなくてそれをぜひ味わってほしいんです。

そのために、そうすけのオンラインショップで私の撮った写真を見て、これなんだろここって思ってもらえるように。私の場所が砦だよといわれています。
ギリギリの立ち位置で責任感を持ちつつ、デザイン時代に培ってきた自信ももちろんあります!誰にも文句言わせないよ!私に任せて!!そういう気持ちは常に持ち続けています。

真代さんご本人も実は体育会系!バドミントンで鍛えた根性!そうすけには根性論がまだ残っている!根性は研ぎ澄まされ、スタッフ一人一人が自分の役目を果たしている。

そうすけのかっこよさ、キラキラ、ここからきてるんだなと、毎回感動しちゃうのであります。
真代姉さん、本当にかっこよかったです!


●古家具古道具そうすけ

https://www.so-suke.com/
https://www.instagram.com/sosuke312/


記事:ノスリ舎
合同会社ノスリ舎
デザイン・企画の会社です。ローカルと人にスポットを当てた仕事をしています。

https://www.nosuri-kikaku.com

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