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読書感想文『窓辺の老人/マージェリー・アリンガム』

懲りずに今回もミステリー小説です。
短編集のミステリー小説ですが、まとめて感想書いてます。
今回は、マージェリー・アリンガム(著)・猪俣美江子(訳)・窓辺の老人の感想を書いていこうと思います。

作品情報:

概要:

探偵、アルバート・キャンピオンが活躍する短編ミステリー小説。

感想:

1話完結型のミステリー小説です。
タイトルに惹かれて購入したのですが、まさか短編集とは知らずに購入しました。
後悔はしなかったんですが、あらすじにちゃんと短編集と書かれてました。
表紙買いをしたミステリー小説でもあります。

キャンピオンという探偵が好奇心に駆られ事件に首を突っ込んでいくか、誰かに相談されて首を突っ込んでいくか。
どちらかのパターンで話が進んでいきます。
大体、首を突っ込んでいる率が高いかもしれません。
そして、短編集なので解決する話もあれば有耶無耶になった話もあります。

基本的に頭部分の話で出ている伏線を回収して終わる。
とういう流れが多かったです。
なので、伏線は大体回収されていた印象です。
他のミステリーはどんな感じなのか、正直わからないので比較はしません。

もし、例えるならば夢枕獏さんの「陰陽師」みたいな終わり方です。
伝わりにくいかもしれませんが、読んだことある方なら分かるかと思います。
ちなみに、筆者は陰陽師大好きですしあの終わり方も好きです。

窓辺の老人は、短編集だったので私個人的には2時間ミステリードラマの感覚でした。
初心者には非常に読みやすい流れになっていたので、いきなり長編は…という方は読んでみるといいかもしれません。


ただ、ガッツリミステリー小説を読みたい!っていう方にはあっさりしてるなと感じるかもしれません。
私は、読みやすかったのと内容も難しくなかったので楽しかったです。

今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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