読書感想文『女には向かない職業/P・D・ジェイムズ』
読書感想文10作目です!!最近更新してなくて、すみません。
今回は、P・D・ジェイムズ(著)・小泉 喜美子(訳)・女には向かない職業です。
作品情報:
概要:
探偵事務所の共同経営者が自殺した後、コーデリア・グレイにロナルド・カレンダー卿から自分の息子が自殺した理由を調べてほしいと依頼され、彼女はその依頼を受けた。
調べていくうちに彼の息子は自殺ではなく、殺人だったてのはないかと、コーデリアは考え始めた矢先、彼女の周りにも不穏な動きが見え始める。
感想:
結末は正直何とも言えない。という感じでした。
その途中まではミステリー小説だなと感じましたし、タイトル『女性には向いていない職業』も回収されており、考えさせられるラストではありました。
この本の結末が良いか悪いかで言うのであれば、それは決していいものではないと私は思います。コーデリアがこうしなければいけないという、女性ならではの考えが強く出ていたのかなと感じました。
ただ、それには主人公のコーデリア・グレイはまだ未熟で、知識不足だったのも一つの要因なのかと感じられました。これから先、彼女は成長して自分がした事を考えるのではないかと感じさせる終わり方ではありました。
今回の本は最初から衝撃な内容から始まり、終わりも衝撃でした。
読む人を選ぶ作品かもしれません。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
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