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読書感想文 『そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー』

感想文第二弾も、ミステリー小説です。
前回もいいましたが、筆者はミステリーが苦手です。
ですが、今回はアガサ・クリスティー(著)・青木久恵(訳)・そして誰もいなくなったの感想を書いていこうと思います。

作品情報:

概要:

なんの繋がりもない10人が「兵隊島」に招待される。
しかし、主賓の夫妻は姿をみせず、ましてや夕食後には集まった10人の過去が音声で流される事態に。
そして、一人目の犠牲者が出てしまう。

感想:

映像化にもなった、ミステリー小説の金字塔の一つですね。
普段、ミステリー小説に馴染みがなくても著者くらいは聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。

率直な感想としましては、最初の殺人が起きた後のストーリー展開やエピローグ等は初心者向けではないと感じました。
いくつものミステリー小説を親しんできた人ならより深く楽しめる内容となっています。
伏線が多く張り巡らされているため、ただただ読み進めていたら展開についていけないと感じました。
私は、キャラクターたちの動きに注視しながら読み進めていきました。
そうすると読みやすくなったのでお試しあれ。

また、この作品はネタバレ無しで読んでほしいです。
映像化しているとはいえ映像化された作品からではなく、小説からよんで映像作品を見てほしいと思います。
その理由としては、小説ならではの間等を味わってほしいからです。
この先の展開はどうなるのか?という疑問を持ちながらも、先を知りたくてどんどんページをめくっていくあの楽しみを味わってほしいです。

ネタバレ無しなら、読み返しできるのかって思いますよね。
2回目読んでも私は伏線に相変わらず気がづけなかったので、この伏線は一体どこに!となりながら読めると思います。
2回目は伏線などに注視しながら読むのもありかもしれません。

本作は、ミステリー小説まだまだ初心者さんやもう沢山読んできたよっていう方々でも楽しめる1冊になっていると思います。

あ、難しくて読みづらいよ!っていう方は是非、脳内で好きな役者さんに置き換えながら読んでみるといいですよ。
個人的に、小説1冊は映画1本だと思って読むようにするとスラスラ読めるのとキャラクターが動いてくれるのでわかりやすいです。
ミステリー小説読めるようになったのもこれのおかげでもあります。

ネタバレ無しって書いたので、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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