読書感想文『ゴッサムの神々(上/下)/リンジー・フェイ』
5ヶ月ぶりの読書感想文です。だいぶ空きました。
今回は、リンジー・フェイ(著)・野口百合子(訳)・ゴッサムの神々(上/下)です。
作品情報:
概要:
主人公の『ティモシー・ワイルド』は、バーテンダーとして、ニューヨークで働いていた。ある日街が炎に包み込まれ、ティモシーは顔に酷い火傷を負ってしまう。
そんな時、ティモシーは兄から「警察官になれ」と声をかける。半ば強制的に警察官になったティモシーはある日、血まみれの女の子とぶつかった事で彼はニューヨーク市警初の難事件に挑むことになる。
感想:
上下巻からなる小説で、主人公はニューヨーク市で設立されたばかりの警察官『ティモシー・ワイルド』という男性です。
上巻で非情な殺人事件があり、その事件がきっかけであらたな殺人事件に繋がっていきます。割と内容的に暗いので暗い小説が苦手な人は苦手かもしれないです。個人的に、バットマン等が好きな方は好きかもしれないです。
ミステリー初心者の私、何故この小説を買ったんだ。っていうくらい内容は難しいです。(あの時の私に聞きたい)
下巻では、上巻でばら撒いた伏線が回収されてます。上巻から引き続き、この小説の主人公は人間味が強いです。その人間味を帯びた思考や間違いなどが多く出てくるので主人公に共感したい!というタイプの方には辛いかもしれないです。しかし、その人間味の強い思考と過ちから学んでいき、真実を見出し、犯人に辿り着いていきます。
上巻、下巻共に主人公の人間関係が合間合間に入ってきて主人公も傷つつきながら前に進んで行く姿が最後は描かれています。
今回は、ここまでです。
実はタイトルだけで購入した小説でした。
内容も濃ゆいので、読み応えありますがいかせんちょっと難しいです。
個人的には映画を観ているような感覚になるくらい読み応えありました。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
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