読書感想文『オリエント急行の殺人/アガサ・クリスティー』

少し間が空いてしまいましたが、今回もミステリー小説です！
今回は、アガサ・クリスティー(著)・山本やよい(訳)・オリエント急行の殺人です。

作品情報：

オリエント急行の殺人 ((ハヤカワ文庫―クリスティー文庫))

概要：

オリエント急行でイギリスに戻る途中で殺人事件が発生する。
ポワロは国際寝台車の重役『ブーク』に事件を解決してほしいと依頼された。

感想：

映像化された小説ですね。
ミステリー小説読んだことない人でも、アガサ・クリスティーの小説だと分かるのではないでしょうか。
アガサ・クリスティーの中でも知名度は高い方だと思います。

話の前半と後半で小説の見かたが変わるのではないでしょうか。
証言の嘘や真実が話の後半にならないと分からないようになっている構成になっているため、初心者には少し難しいかもしれません。

アガサ・クリスティーの他作品である、『そして誰もいなくなった』や『ABC殺人』と違って事件が何故起きたのかを考えさせられる作品の一つです。
後味がいいかと言われると『そして誰もいなくなった』と同様後味は悪いと思います。
『そして誰もいなくなった』の方が、後味悪いと思いますがそれよりかはマイルドかもしれないですね。

また、乗客全員の関係性も後半にならないと分からない構成になっているので、ただ読んでいるだけでは分からないと思います。
私は最初読んだ時、「ん？」ってなりながら読み返し、理解すると「おお！」ってなりました。

ポワロと一緒に推理しながら楽しめる小説だと思います。

今回はここまです。
アガサ・クリスティーの作品はやはり読んでて楽しいです。

最近は読書時間が減っているのでいい加減時間を取りたいのと、新しい本を探したいところです。
あ、感想文はまだ移動していないものが残っているのでまだ続きます。