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読書感想文『幻の屋敷/マージェリー・アリンガム』

表示買いしたミステリー小説第二弾。
今回は、マージェリー・アリンガム(著)・猪俣美江子(訳)・幻の屋敷の感想を書いていこうと思います。

作品情報:

概要:

アルバート・キャンピオンが活躍する短編集第二弾

感想:

前作の「窓辺の老人」と同様に短編集となっています。
こちらも、とても読みやすい内容のミステリー小説となっています。
キャンピオン氏の名推理が活躍したり、果たしてこれはミステリーなのかと思ってしまうところもあります。

前回の短編集もですが、話が繋がっているわけではありません。
たまに、繋がっているのかな?と思う話もあります。
どの話もキャンピオン氏の名推理が目立ってたり、それぞれのキャラクターの日常が描かれていたりと、前作に比べてフラットに読める感じがします。

また、前作にもあったのですが作者がその世界にいる前提でキャラクターと会話するエッセイも中々面白いです。
本編ではそんなに気にしてないのかなと思っていた、キャンピオン氏が年齢気にしていたりとかしています。
二人の会話を読むために読んでもいいかもしれないです。

前回もいいましたが、いきなりミステリー小説の長編を読むはちょっとという方は是非、こちらの短編集はいかかでしょうか。

今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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