「チェンマイきたけど撤退する」

靴磨き世界一周アジア編163日目

時にどの国、どの町に行こうか迷う時がある。

「迷ったけど行って良かった〜」と思うこともあれば、
「ん〜わざわざ行かなくてもよかったかぁ」と思うこともある。


昨日の夜行バスで12時間かけて、チェンマイに来た。


チェンマイはミャンマーとラオスに挟まれており
それぞれの文化が混ざっておりバンコクとは違った
雰囲気がある。


観光スポットとしては人気なのだが、
メインの靴磨きは難しいそうだ。


今日一日かけて寺院巡りをしていたけど、
最初は見慣れない金色の大仏にテンションが
上がったが、3つ目くらいから飽きてきた。


四国88ヶ所やったから寺院巡り好きなんかなぁ
と思ったけど、説明欄もタイ語でしか書かれておらず、
全く分からないのと、わざわざネットで調べるほど
興味がなかった。


てっきり総将は寺院巡りが好きなんだと思ってた
けど、そうでもなかったようだ。


新たな自分を発見した。


行って分かることもある。


後は象使いになれる免許を取れるのだが、
会社に直接連絡しても返信は来ない。


今回の人生で象使いになるのは諦めました。


そういえばバンコクのゲストハウスで出会った
日本人の旅人が、「チェンマイは何もしないことを
しに行く場所だ」的なことを言っていた。


その旅人はバンコクでも何もしてないので、
「お前どこいっても何もしねぇじゃねえか」と
思ってたので適当に返事をしてチェンマイに来たが、
今回はその旅人の意見通りなのかもしれない。


一日歩いた結果、明日の夜行バスでバンコクに
撤退することにした。


何事も損切りは大切かなぁ。


せっかく来たんだからもう少しいようかな、
と思う気持ちもあるが、目的は世界の足元
を輝かせること。


でも行ったからこそ「自分にとっては必要では
なかった」という確認をすることができた。


まぁでも、帰りのバスの中で運命的な出会い
とかあるかもしれんし、「このタイミングで
チェンマイに来てあのタイミングで帰ったから」
という物語が"もしかしたら"待ってるかもしれない。


チェンマイなぁ、きっといい街なんだけど、
今の私には合わなかった。


こんなこともたまにはある。

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