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人(従業員)を信用していない経営者は、まだまだ多いのですかね。ドラマなどで「経理担当者にすべて任せていたらお金持って逃げられた」なんて話をよく見ますよね。そんなトラウマがある経営者は人を信用しない。そんな会社は組織経営というより、従業員がどれほど多くなっても「個人経営」の形態のままです。ワントップですべての意思決定を行い、お金の管理は自分で行う。従業員は基本信じていないので権限移譲は進まない。

人に権限移譲していくと、自分(経営者)の考えと異なる行動や意思決定がなされることがあります。そこでとても大事なことは「会社の理念・ビジョン」だと思っています。これをしっかり従業員に浸透させている会社は、従業員に権限移譲しても、その理念を逸脱した意思決定をしなくなります。中には悪意を持ってだます人もいるかもしれませんが、その手の経験を踏まえて人を見る目が養われていくものです。

人を信用しない会社の経営者っていつもこう言います。「うちの社員は使えない」って。

私からのご提案です。人を信じて権限移譲して初めて会社は組織となります。中小企業が今の苦境を脱却するための一つの方法です。経営者のワントップでは限界しかないわけです。人を信じて権限をどんどん委譲し、強い組織を構築していきましょう。


2024-03-01
アールイープロデュース

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