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Daily note - イントロダクション:2020年と「ソシャり場!」

ソシャり場!#10
「2021年、あなたはソシャり場!で日常を実験する」

2021年1月14日(木) 21:00〜 開催
ご興味のある方はsoshariba2020@gmail.comまで

はじめに

社会問題をテーマに対話するコミュニティ「ソシャり場!」は2020年7月31日にスタートし、これまで全9回、延べ35名にご参加いただきました。コミュニティの土台となっているのは「武者修行」というビジネスインターンシッププログラム。「社会問題を対話し、学生が主体的に形作っていく取り組み」という骨組みは、インターン修了生のニーズから生まれたものです。立ち上げこそは社会人の方が行ったものの、現在は「世話焼き人」と呼ばれる学生スタッフが、イベントのテーマ提案/集客/進行を担っています。

世話焼き人メンバーにとって、この半年間は様々なチャレンジの連続でした。右も左も分からないまま、たくさんのトライアル&エラーを繰り返してきました。今回のイベントの「実験」というキーワードは、そういった経験から生まれたものです。イベント当日(1/14)までの一週間は、そんな私たちの紡ぐ言葉を毎日更新します。初回の今日は、メンバーのはじめ(宮川創)が半年間の運営を振り返ります。どうぞ毎日更新の最後までお付き合いください!

オンラインで創るということ

2020年はどこを切り取ってもコロナが顔を覗かせる、そんな年でした。個人的に良かったことと言えば、オンラインでのコミュニケーションが一気に加速したことでしょうか。イベントという分野から"Where"の制約がなくなったことは、大きなパラダイムシフトでした。ソシャり場!もまたその制約がないコミュニティであり、現状企画からイベントまで全てオンライン上で完結しています。何かを共創するという体験が、実際には会ったことのない人たちとできるということ、そのありがたさは日々痛感する所です。

他方、なかなかポジティブには捉えられない出来事もたくさんありました。それぞれの予定との兼ね合いから、zoomでミーティングができる回数が限られていたこと。そこから生まれる認識のズレ。 オフィスなら気軽にできる会話も、テキストベースのコミュニケーションだとどうしても上手くいかないなど... そもそもイベントの主催経験が浅いチームですから、自分たちが進んでいる方向が適切なのか、何度も悩みました。

社会問題を扱うということ

ここ半年間のソシャり場!は、1つの社会問題をテーマに、参加者間で意見や思いを語り合う、というスタイルをとってきました。社会問題を扱うことは思っていた以上に難しく、毎回のテーマの提案や進行には苦労しました。例えばテーマの「深度」をどれくらいに設定するのかという点。単に「ジェンダーについて話そう」なのか、さらに深掘りして「女性専用車両は効果的な問題解決方法なのか?」とするのか、私たちはこう言った文言の調整に多くの時間を割きました。なぜなら対話の進み方、その内容が全く異なってくるからです。加えて参加者の知識レベルのギャップを埋めること、センシティブなトピックとその当事者への配慮など、考えるべきポイントが多くあります。運営メンバーの中では腑に落ちていたテーマと進行でも、当日に参加者の方から指摘を受けることも勿論ありました。

それでも私たちは"実験"してきた

数々の紆余曲折はありましたが、運営の中では「一歩ずつ着実に成長している実感」を共有しています。「優雅に泳ぐ水鳥も、水面下では必死に足をもがいている」という話があります。(優雅とは言わないまでも)半年間なんとか泳ぎ切ったことと、水面下のもがき(実験と失敗)は貴重な体験でした。この例えを引き合いにしたのは、優雅な姿だけではなく、そのもがきにこそ成長のヒントがあるのではないかと考えているからです。2021年は私たちのもがきを公開するに止まらず、もがきという名の実験を通して個人が成長する場を提供していきたいです。

(とりあえず)まとめ

まだまだ書き足りないのですが、今日はひとまずここまで。ソシャり場!を初めて知った方にも、元々知っていた方にも、私たちの想いがちょっとでも伝われば幸いです。そして是非一緒に実験して失敗してソシャり場!を創っていきましょう!

明日の記事もお楽しみに。

明日以降(1/9, 10, 11, 12)は運営TALKと題して、ソシャり場!の場づくりに関わっている学生のエピソードnoteをお送りします。(更新時間:毎日19:00)

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