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4月1日

春になりましたね。

今日から私は会社で昇進となりました。というのは嘘です。ウソですけど。

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小さいころから春は苦手です。花粉で目や鼻が辛く、気温差でおなかの調子もよくない。そんな季節をずっと30回以上過ごしてきました。一つだけ好きなものがあります。桜ですね。本当に可愛くてきれいです。

もう一つ、春になると新入社員がやってきます。今年は私の過ごす会社にもたくさんの新入社員が入ります。若い人が増えるのは良いことです。印刷業界は高齢化が進んでいるところも多く、私の会社だと完全に二極化して間がいない状態となっており、互いのジェネレーションギャップが引き起こす色々なトラブルを垣間見ます。もう10年ほどすればだいぶましになると思うのですが、そのあいだに立つ貴重な30代として、両方の気持ちもわかるだけにつらい気持ちになることがよくあります。

中規模クラスの会社においては、会社の持続性を保つための大きな要素が「人」です。印刷業界は離職率が大変高く、3年を区切りに旅立つケースが多々見られます。理由は簡単で、「しんどいけど魅力がなく、将来の自分が浮かんでこないから」です。ぜんっぜん、ダメですね。だから私が只管努力しているのは、1つでも残る理由になるものを会社に創れないか、ということです。なんでもいい。とどまって、働き続けたいと思えるもの。給料なのか、人なのか、環境なのか、仕事の内容なのか。それを生み出すことを片隅に置きながら、デザインという武器で仕事をこなす中間管理職が、私sosekiです。

前向きに、毎日を過ごして生きていこう。春は始まりの季節です。

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