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はじめまして。印刷会社のアートディレクターです。

はじめまして、sosekiと申します。本日より、noteを始めてみました。使い方も全然わからない状態でのスタートですが、ここでは日々思うことや、グラフィックデザインのこと、あと趣味である鉄道デザインについてもいろいろ綴っていきたいと思います。

今日ははじめてのnoteなので、自己紹介をしたいと思います。興味のある方とつながっていけたら嬉しいです。

1.お仕事についての自己紹介

タイトルの通りです。印刷会社のグラフィックデザイナー兼、アートディレクターです。

アートディレクターというお仕事はピンとこない方もいるかもしれません。簡単に言うと、「デザイン制作の監督」の仕事です。

ひとつのクライアントからの依頼に対して、必要な編成を構築し、ストーリーを描き、グラフィックデザインという手段でアウトプットして世の中に影響を与えるまでの仕事です。

デザインというものは、色々な分野のプロフェッショナルが集まって制作されます。例えば、写真はフォトグラファーやカメラマンと呼ばれる人、デザインはグラフィックデザイナー、キャッチコピーや文章はコピーライターなど、それぞれにプロフェッショナルがいるのです。もちろん仕事の規模にもよりますが、こういった人たちと協働しながら一つの結果につなげるには、リーダーが必要です。デザインという武器でチームを組んで課題に取り組む、そのリーダーがアートディレクターですね。

アートディレクターになると、逆に言えば色々な分野の知識に長けている必要があります。もちろん専門家ではないので、細かな技術はわかりませんが、例えばカメラマンに対して的確な「撮影したいこと」を伝える必要があります。漠然とした依頼では答えにたどり着かなかったり、完成したデザインのピントがずれていたりします。コミュニケーションを的確に取ることが求められ、そのコミュニケーションにあたって必要な知識をできるだけ持ち合わせている、というイメージです。ある程度の経験値がいるのです。

私は印刷会社に入り、3年間グラフィックデザイナーとして制作技術の取得に特化したのち、経営サイド直属の企画部隊、その後webデザイナーを経て、現在東京でアートディレクターの端くれのようなことをしています。

デザイン会社ではなく、印刷会社のアートディレクターとしての面白さを少しだけお話しします。2つメリットがあって、一つは「かなり多岐にわたるジャンルの仕事に携われること」、もうひとつは「最初から最後まで携われること」です。

私が勤めている印刷会社は「中規模クラス」の印刷会社で、一通りの機械と様々なクライアントがいます。ある日は食品、ある日は家電、またある日は医療と、色々な分野に関われるのは、とてもデザイナーとして楽しい時間になります。それだけ自身の知識の幅が広がります。

後者について話すと、小さなデザイン会社だと、グラフィックデザインという過程だけに携わり、その後のアウトプットに関わることができないケースが多く見られます。印刷会社なので、基本は紙でのアウトプットになりますあ、用紙の特性、印刷機の特性など、印刷会社特有のものすごく深い知識に直接かかわりながら、アウトプットを想像してデザインのプロセスを経ることができるのです。

もちろん印刷会社ならではの課題点やデメリットもいろいろあります。そのあたりは、今後お話ししていけたらと思っています。

2.趣味のはなし

鉄道デザイン、特にインテリアデザインに興味があります。子どものころから鉄道ファンで今日まで過ごしてきましたが、最近は鉄道の車内に興味があり、車内をひたすら客観的に見て記録するウェブサイトを運営しています。もしよければ見てください。

http://style.design-the-sight.com/

鉄道車内をデザイナーとして好きになった理由についても、今後書き記していきたいと思います。

まずは簡単な自己紹介でした。更新頻度は高くありませんが、思い立った時に色々書き記していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。それでは、また♪

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