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9.「一から始める腸活 その2」

ワンポイントアドバイス9

善玉菌、腸内フローラのバランスの保ち方について

先日、ちょっと体調を崩しまして😢
掛かり付けのクリニックへ。
もう80歳に手が届く、、、いつも親身で頼りになる元気な女医さんなのです。

きっと患者さんの誰にでも同じことを言うのでしょう。

“食が一番大事よ”
😅はい、お申し付けの通り気を配っております。

さて、
前項では、赤ちゃんの腸内フローラ(腸内細菌叢)の約半分は母体由来、、、お母さんから赤ちゃんへの贈り物、と書きました。

加えて、腸内フローラのバランスの乱れが様々な健康不安、生活習慣病などに関与している可能性が明らかになってきていると、、、。

そして腸内フローラのバランスを良好に保つために日常の食習慣、家庭の食環境がとても重要になる、ということを記しました😅

では、腸内フローラを整えるにはどうすれば?

早い話、善玉菌の大好物を欠かさず食べる事です😅

じゃあ、善玉菌の大好物は何か?というと、それはオリゴ糖、食物繊維です。

バナナにキウイ、、、さつま芋や大和芋やきのこ類に牛蒡には食物繊維がたくさん含まれています。
オリゴ糖はバナナは勿論、リンゴやアボカド、ブロッコリーに根菜類、納豆にもきな粉にも、ハチミツにもたくさん含まれています。

主食のご飯もちゃんと食べて下さい。
パンならライ麦パン、パスタだって👍

日本人に不足している栄養素 亜鉛・ビタミンD・マグネシウム(ミネラル群)そして食物繊維
その足りていないといわれる食物繊維こそが善玉菌の大好物💛
というわけです。

どうして足りていないのか?

昔は食物繊維摂取量20gオーバー、、、十分足りていた。

今の日本人の食物繊維平均摂取量は14g程度。
50年前と比較したデータによれば食物繊維摂取量はざっと6~7g減っていると。厚生労働省が推奨する摂取量は20gですから、なんと4割も下回っているのです。

マジ!深刻なのです😞

なぜ飽食の今になって日本人の食物繊維摂取量が足りていないのか?

考えられる原因の一つに、糖質制限の影響があるのではではないかと。

主食となる米やパスタ、パンを控えましょう、、、
代わりにタンパク質をたくさん摂りましょう、、、
私は飽食も大きな原因の一つでは?と考えています😞

それでも日本人は白米から一番多くの食物繊維を摂取している。

では日本人の食物繊維摂取はどんな食物から摂られているのでしょうか?

意外かもしれませんが、圧倒的に白米です!
そして食パン。

これらを減らし、タンパク質中心の食事が主流になれば食物繊維不足を招くのも無理はありません。
米は優れた主食です。
白米よりも玄米や雑穀米には多くの食物繊維が含まれていて、善玉菌も喜びますし便通にも良い影響を与えてくれます。
要は食べ過ぎなければ糖質制限にも叶うはずです。
そして食べなさ過ぎは良くありません。

一つ覚えておいて下さい🙇
お米を食べる人の方が“腸の蠕動運動が活発傾向”にあるという事。
つまり便秘になりにくいとう事です。


2つの食物繊維の役割とは?

食物繊維は ①水溶性食物繊維 ②不溶性食物繊維 が含まれている。

①水溶性食物繊維
吸水性に優れていて、コレステロールや脂肪分を吸収してくれます。
また、糖質の吸収を抑える働きがある。

②不溶性食物繊維
こちらは水分を吸収して💩便の量を増やし、腸のぜん動運動を促します。
そしてなんと言っても善玉菌の大好物😀
腸内フローラのバランスを整える大切な働きもしてくれます。

ですから、食事の順番もベジファーストというより、お豆や野菜の惣菜類→ご飯やパン→タンパク質類→お豆や野菜の惣菜類、、、。
こうしてと交互に食べる事をお勧めします。

食物繊維摂取が如何に大切か、、、お辞儀
①腸内フローラの多様性を保ち様々な種類の善玉菌を養ってくれる。
②そうする事で体全体の健康維持促進につながっていく。

豆、米雑穀類や果物類に多く含まれる食物繊維。

是非とも食事での割合を見直して下さいませ🙇


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