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15.「野菜はなぜ食べるべきなのか?」

ワンポイントアドバイス15

肥満大国アメリカの取り組みを見習いたい。

5 A DAY Program(ファイブ ア デイ プログラム)

“5人に一人は肥満”
肥満大国アメリカで行われている食生活改善に向けた取り組みです。
時間のある時にでも検索してみて下さい🙇

1999年にスタートしたこの取り組みによりアメリカ人全体の野菜摂取量が
大幅に伸びているといいます。
そして、その因果関係はわかりませんが、“生活習慣病や癌 ” による死亡率
が明らかに低下傾向にある、、、と。

一方、日本はどうかというと、残念ながら真逆の傾向といえるようです😔

野菜不足、食物繊維不足🥕🥦 ~なぜ野菜を食べるべきなのか?

野菜が足りていないのでもっと食べましょう、、、
それは 腸活=乳酸菌と食物繊維=野菜

そう単純な理由だけではありません。
もちろん健康維持促進の観点から腸活はとても大事です。

でも、さらに加えて知っておいていただきたい野菜を摂るべき理由は
体を整えてくれる」ということです。

今回は、特に子育て世代のお母さんお父さんには知っておいて
欲しい栄養素の基本的な働きを書いてみようと思います🙇
大切なお子ちゃまの健やかな発育成長に、とっても大事ですので😀

3大栄養素と5大栄養素

みなさんよくご存知の3大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)
これにビタミンとミネラルを加えた5つを5大栄養素と称します。

これら栄養素の役割には大きく分けて3つの働きがあります。

①体を動かすエネルギーの素となる。
②体をつくる素となる。
③体の調子を整える素となる。

まさに生きていくための働きです🏃‍♀️

今回は③体の調子を整える素のお話を簡単に。

この役割を大きく担っているのがビタミンやミネラルです。

体の働きが正常に機能するために整えてくれる、まさに調整役!

脳の働き活性化も、自律神経の正常な働きを保つのも、、、
しなやかな筋肉の働きも、、、
実感こそありませんが、ビタミン、ミネラルのサポートがあって
こそ、という訳です。

で、それらの豊富な供給元となるのが野菜類全般🍅🥦
(ここでは、穀物や果物、芋類も海藻も含めちゃいます😅)

故に、野菜を積極的に摂りましょう、、、と推奨されているのです。

いずれも食べ物からしか摂れない

【ビタミンVitamin】

ビタミンの役割は代謝を促して生命維持をサポートするというもの。
脂質の代謝、糖質の代謝、タンパク質の代謝、、、
生きていくためには必要不可欠な働きを担ってくれています😎

腸内細菌によって作られるビタミンもありますが、殆どは食物から
摂取する必要があるのです。

体に蓄えられないビタミンは水溶性ビタミン🍋
皆さんも既にご承知と思いますがビタミンCがそれにあたります。
他にもビタミンB群や葉酸などもそう、体に蓄えられないのです。
抗酸化や代謝、免疫や神経を安定させる働きに不可欠であったり、
その働きは大変重要です。

【ミネラルmineral】

ミネラルは体内で生成されません。
サプリで摂る方もいますが、基本的には食べ物から摂取するしか
ありません。

そのミネラルの働きはというと、、、

よく知られているのが骨や歯のもとになっているということ。
他にも、体の働きが順調にされるよう絶えずサポートする役割を
担ってくれています。
細胞一つ一つの働きや心臓など臓器の働きを絶えずサポートする、、、
大変重要な働きをしてくれています。

ヒトが生きるために必要なミネラルは16種類とされています。
その種類働きについては割愛させていただきますが、
以下の2つについては知っておいていただきたいと思います。

・日本人が不足しているミネラル4種
【カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛】
・取りすぎ注意のミネラル4種
【ナトリウム、マグネシウム、リン、セレン】

塵も積もれば、、、ということですが、中でも私が注意すべきと思う
ミネラルがリン
心疾患との因果関係が疑われています。
リンは多くの天然食品に含まれているミネラルで、本来はそれで十分
なのです。
しかし残念ながら、リンは加工食品、缶詰やレトルトなど殆どの加工
食品に含まれています。
つまり知らずして多くを摂取してしまう。
だから注意が必要なのです。

乳化剤、PH調整剤などの目的で使用されていて、食品の裏書には
リン酸〇〇、リン酸基、、、そんな感じで表記されています。

不足がちなミネラルを含む食品は意識すれば積極的に摂ることができます。
また逆に、過剰摂取に注意が必要なナトリウムも日頃から”塩分”を
控える取り組みを意識すれば取り過ぎをせずに済みます。

がしかし、食品添加物としてあらゆる加工食品に含まれるリンはとても
厄介といえます。

今の時代、食品添加物を避けて通ることは大変難しいことです。
必要以上に神経質になる事もありませんが、知っておいて損はありません。


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