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5. 「うま味成分とダイエットの話」

ワンポイントアドバイス5

ちょっと雑学として、、、。

うま味成分は 1908年 東京帝国大学(現在の東京大学)理学部科学科教授 池田菊苗 氏が新たな味覚を発見、その成分を解明しました。

命名  ”うま味” エッセンシャル・デルシャスネス。

あまりに有名な話です^^

今では世界中の料理家がこのうま味成分を如何に引き出すか、様々な化学反応で絶品の料理を創出できるのかを日々研究している、、、料理はまさに化学なのです😅
その素を発見したのが日本人だなんて、、、ちょっと嬉しいですね👍

池田博士は海外留学先で初めて食べた食材には既にあった4つの基本味覚「苦味、酸味、塩味、甘味」以外に別の味があるのではないか?、、、そう感じていた❗️
それ、そこ、に何かを感じ取っていたのですからビックリです。

その初めて食べた食材とは トマトやアスパラガス、チーズや肉類とのこと。

帰国後、一般大衆のために役立つ研究にも試行錯誤していた池田博士。
その池田博士が “うま味” 発見のきっかけとなったのが1束の出汁用昆布だそうです。

煮出した昆布出汁と、留学先で初めて食したトマト、アスパラガス、肉やチーズには同じ味が感じられたというのです。
天性の優れた舌をお持ちだった、、、
すごい料理人になれたのかもしれません。

ところで、
「グルタミン酸、グアニル酸、イノシン酸、アスパラギン酸、コハク酸」
これらのうま味成分は調理することで分解され味覚として感じられます。

「蒸す、焼く、煮る、燻製、漬け込み、乾燥、、」様々な方法で旨味成分が解き放たれる。

お料理は大事ですね😅

それで一般的な日本の台所を見回してみると “うま味” で一杯なわけです。

海苔、干し椎茸、味噌、醤油、鰹節、煮干し、お茶、、、
トマト(ドライは凄い😅)やアンチョビペーストやパルミジャーノもうま味の塊!
、、、。

どうですか?
うま味の素に囲まれていませんか?😃

●うま味成分がダイエットのキーポイント!

そしてダイエット!
体重を上手に減らす、管理するにはこの ”うま味” が欠かせない!

何故かというと、この うま味成分 が脳の満腹中枢を刺激することで “もうお腹いっぱい” と貴方自身が認知することができる、、、。

ですからダイエット(体重管理)には うま味 が不可欠!なのです。

このお腹いっぱいという満腹感をきちんと感じる事こそが “ダイエットの成功” には必須。もちろん、リバウンド解消も同様です。

それからもう一つ。

ここ大事です👇
その満腹中枢がお腹いっぱいと感知する、、、 “貴方がもう満腹” と感じるまでの時間は食べ始めてからおおよそ20分といわれています。
ですから、ちゃんと咀嚼して食べる事、ゆっくり食べるように習慣づける事がポイントです。
うま味をより多く含む食事であればある程、少ない量で満腹感、満足感は得られるようになる、、、。
それが体重減につながる、、、というわけです。

更にはうま味が如何にヒトの健康維持管理に寄与しているのか?
脳の老化防止や活性化に如何に影響しているのか?

何れにしても “うま味” を毎日の食事に上手に取り入れる事は大切なようです🙇

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