大学受験をする上でネットリテラシーは大事だよというお話。

こんにちは。そーさいです。

受験が終わり、新居を決め、家電を買いと新生活に向けて色々と準備を進めています。
そんな中ですが、ついついやってしまう「進学先大学をネット検索」についてお話したいと思います。

よくネットでは「学歴厨」という方々がおり、様々な大学について批評して掲示板に書き込んでいるところが散見されます。
定番なのが「MARCHは3ヶ月で受かる！」「ニッコマはFラン！」といった書き込みなのですが・・・・

そんなことあるわけねえだろ！！！笑

少し考えれば誰でもわかることですが、実際、こういった書き込みを信じてしまう受験生ないし高校生がいます。（私の友人）

こういった誤ったネットの大学情報を鵜呑みにしてしまうと、受験の失敗にも繋がりますし、大学入学後にいわゆる「学歴コンプ」に陥ってしまうリスクがあります。

では、ネットの情報が正しいのか正しくないのか検証してみましょう。

ネット基準の有名大学 VS 現実

ネット基準
東大・京大・早稲田・慶応（それ以外はFラン！）※極端な書き込みです

現実
某有名予備校（東○）の合格実績に乗っている大学が有名大学と言っていいと思います。※私立大学のみピックアップ

早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学・日本大学・駒澤大学・東洋大学・専修大学・京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学・南山大学・愛知大学・名城大学・中京大学・成城大学・成蹊大学・明治学院大学・芝浦工業大学・国際基督教大学・津田塾大学・東京女子大学・日本女子大学・京都女子大学・同志社女子大学・関西外国語大学・西南学院大学・福岡大学・東北学院大学・北海学園大学（順不同）

えっ、めっちゃあるじゃん！嘘やん！と思った方も多いと思いますが、日本には私立大学が592校もあるため、ピックアップされているのが40校と考えれば妥当であると思います。

ネット基準
MARCHは三ヶ月勉強すれば受かる！

現実
基本的に無理です。もちろん、入試三ヶ月前の段階で早慶レベルや難関国公立大レベルの学力がある方なら実際問題として可能だと思いますが、大多数の受験生は無理です。MARCHは50万人近くいる受験生のなかでほんの一握りしか合格できません。勉強しましょう。

ネット基準
ニッコマはFラン！

現実
Fランではないです。その人の基準がSランかFランの二択しかないならばそうなるのかもしれませんが、現実的評価はそんなことありません。

ネット上の評価ではなく自分が行きたい大学に行くのが一番よい

人間というものは周りの評価を気にするものです。ネット上の評価を元にして「行きたい大学があるけどFランって揶揄されるから行かない！」というのは正しいとは思えません。
学びたいことややりたいことができる大学に行くのが今後の人生にもプラスになるのではないでしょうか？

ネットの書き込みや評価=社会的評価ではない

掲示板や口コミにその大学を批判したり下に見たりする書き込みはどこの大学にもあります。しかし、それは決して社会的評価と結びついているわけではないような気がします。もちろん中には的を得た書き込みがありますが、全てが事実であると鵜呑みにすることはオススメできません。

在校生の評価が口コミで書かれていることがありますが、悪い評価が多い場合も当然あります。しかし、現実に満足している人はそもそもわざわざ口コミサイトに投稿したりなんてしません。「在校生の投稿だから事実！」というのも間違っているわけではありませんが、あくまで投稿している在校生の主観であることを念頭において見た方がいいと思います。（良い評価、悪い評価問わず）

最後に

受験生になる方や、高校生の方はぜひ正しい情報や自分の信念に従って大学選びをしてくださいね。

またねー。