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③お客様との接客方法

【はじめに・・・】

こんにちは、中村です(^^)
今回の記事では、お客様との接客方法について
私が今でも意識していることなどを書きます。
最後までご覧ください。

【接客とは】

まず最初に接客とは、
お客様をおもてなしすること
と覚えて下さい。

接客というのは、身だしなみ言葉遣い、
立ち振る舞い
など、基本となる部分は
マニュアル化したりルール化することが
できますが

お客様はひとりひとり、好みや状況も違うので
シュミレーションなどをうまく重ねるなどし
「お客様に寄り添った接客」を体得する必要が
あります。

しっかりとおもてなしができないと
感動や満足を与えることは困難です。

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【ハウスクリーニングにおいての接客】

おそうじを依頼する顧客の中でも
仕上がりの理想というものをある程度持っている
顧客もいれば、そうでない顧客もいます。

どちらにしても、顧客の仕上がりの理想と
こちらが提供するサービスの仕上がりとが
一致しなければ、満足はして頂けません。

全ての顧客に満足して頂く為には、
予め顧客の要望・リサーチを確実に行い
それに対して、どの様にして解決しサービスを
提供するのかを、先に伝える
必要があります。

これが「事前の打ち合わせ」です。

そして、その打ち合わせの最中
あなたの言葉遣いや、しぐさなどを
顧客はしっかりと見ています。

それ以前に、インターホンを押して
第一声の挨拶をする際の、あなたの身だしなみ
しっかりと見ています。

つまり、ハウスクリーニングの作業前にも

①身だしなみ
②言葉遣い・しぐさ
③打ち合わせ・理想のすり合わせ

上記の3点に注意して、接客する必要があります。

ここでの印象が良くないと
後々クリーニングの仕上がりに対して
顧客の理想のハードルが高くなって
しまうのです。

理由は、
心配や不安という要素がそこにあるから
です。

逆に言えば、最初の関門さえ突破してしまえば
いつも通りのサービスを行うことで
大抵は満足して頂けるはずです。

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【感動を生む接客の極意】

先程、クリーニング前の接客について
書きましたが感動を生む接客とは、
ここから始まります。

感動を生むためのポイントがあります。

①作業時のホウレンソウ
②作業後の発表会

上記2つです。

『作業時のホウレンソウ』

まず、①作業時のホウレンソウですが
これは新規のお客様や、まだ数回目のリピーター
に対しては、必ず行いましょう。

ホウレンソウとは、「報告・連絡・相談」です。
私の場合は、ホウレンソウ+確認をしています。

~報告の例~
『お客様が心配されていたこちらの汚れですが
この様に綺麗に落とせました!
あとは全体を仕上げますので完了しましたら
また全体の確認をお願いします!』
~連絡の例~
『現在、ここまで作業は順調に進んでおります。
このペースであれば、予定通りの時間には完了
できますので、この後も宜しくお願いします。
なにか気になることなどあれば、いつでも
遠慮なくおっしゃって下さいね!』
~相談の例~
『こちらの作業を行う際に、
もう少し高温のお湯を使うことで綺麗にお掃除
できますので、申し訳ないのですが給湯器の温度
を少し高くしてもよろしいでしょうか?』

ホウレンソウの例として少し挙げました。

あくまでも例ではありますが、
なぜこのホウレンソウをわざわざ行うのか、
これにも理由があります。

それは、まだ信頼度の薄いあなたと顧客を
しっかりと結んでいく為の、
「コミュニュケーションツール」なのです。

人によっては、『いちいち何?』みたいな
顔をしたり、返事も適当だったりで、
話しかけるのに少し気が引けるかも知れませんが

それでも、このホウレンソウは行い続けること
により確実にあなたと顧客との距離を縮める
ことになるのです。

一方、これを怠った場合
作業後にもし何か納得のいかないことが
あった場合、不満というより最悪の場合は
大クレームに繋がる
ことも出てきます。

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『作業後の発表会』

次に②作業後の発表会というものですが
これは、新規の顧客にもリピーターにも
全ての顧客に対して行います。

私は、施工後の状態のことを『作品』
呼んでいます。

そして、その作品のオーナーは顧客
プロデューサーは自分、ということです。

現場の責任者というのは、顧客が抱えている
不安や悩みを解決する為
に、全てを発揮し
完全な品質の商品やサービス
プロデュースしなければいけません。

一生懸命、作り上げた作品を
すがすがしい表情にて、顧客に見て頂きます。

ただ、作品を見せるだけではなく
ビフォーアフターを写真で見せながら
どの様にして、この様な状態に仕上げたのか
などを、熱意を持って報告します。

最初にリサーチした通りに仕上がっていれば
間違いなく感動してもらえているはずです。


全ての顧客に感動してもらうためには
ホウレンソウにて信頼を掴み
発表会にて結果を見せつけることが大切です。

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【気づきを養う】

接客の極意の中で、リサーチというものが
大切ですが、それと同時に「気づき」という力
も発揮しなければいけません。

◆なぜそれを求めるのか
◆なぜこの様に汚れたのか
◆なぜここに住んでいるのか
◆何人で暮らしているのか

我々が伺う現場は、毎回環境が違います
なにが違うのか、どういう状況なのか

色々なことに気づくことができると
顧客の求めている理由が、なんとなく
分かってきたりします。

そうなると、顧客のニーズに対して
的確なサービスを提供しやすくなるのです。


気付きの力を養うには、日ごろから
周りを良く見る、相手の言葉を良く聞く
さらに、相手より先に見つけよう
などという意識
が必要です。

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【不安を解消させる】

顧客が不安になるタイミングというのは
様々ですが、不安を解消させるために大切
なのは、相手の話を『聞くこと』です。

不安要素として例に挙げると
◆スタッフが頼りない
◆スタッフの態度が悪い
◆話が伝わっているのかわからない
◆満足のいく説明をしてもらえていない

などなど、たくさんあります。

顧客と接客していくうえで
顔色や温度などの異変にしっかりと気づき
もし不安そうな顔をしていると感じたら

『何か不明な点や心配な点はございませんか』
と、必ず確認しましょう。

不安を聞き出したら、それに対しての対策や
対応の仕方を再度、お客様と打ち合わせし
安心させてあげることが必須です。

不安なまま作業を進めてしまっては
完了するまでの時間はとても居心地が悪く
なってしまい、申し訳ない時間を作ってしまう
こと
になります。

居心地の良い時間を作って差し上げる
ということも、あなたの接客次第になるのです。

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【お客様との距離】

相手の警戒心を解きほぐす
『ザイアンスの法則』というものがあります。

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ザイアンスの法則では、人間関係を3つの
項目
で解説しています。

◇人間は知らない人に攻撃的、冷淡な対応をする
◇人間は相手に会えば会うほど好意を持つようになる
◇人間は相手の人間的な側面を知ったとき、
より強く好意を持つようになる

いくらこちらの対応が柔らかく親身であっても
最初から相手の懐にズカズカ入り込むのは
NG
です。

先程までの極意でもお伝えしたように
少しずつ信頼をしてもらうべきなので
相手の温度や会話のスピードなどに
しっかりと合わせる事からはじめましょう。

一度信頼して頂けたのであれば
2回目以降、少し余裕を持って会話すること
もできるようになってきたりします。

そこで、ハウスクリーニングの話から
少し発展させた質問や会話をしてみると
初対面では絶対に話せなかった事や
知ることができなかった事を知ることができ

それによって、更にこちらに対して
興味や好感を持ってくれるようになります。

そうなれば、また別の依頼をしてくれるように
なったり
クリーニングに来てくれることも
楽しみにしてくれる
ようになります。

ザイアンスの法則を熟知し、
しっかりとリピーターになってもらえるような
接客を心がけるように意識しましょう。

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【最後に・・・】

今回は『お客様との接客方法』について
少しでもイメージできましたでしょうか?

接客が苦手な人も多いかと思いますが、
大事なことは、顧客の事を先に考え
必要なことを確実に投げかけてあげる
ことです。

相手からのアクションを待つのではなく
こちらから親身に寄り添っていくこと
距離を縮めるきっかけになります。

『必ず感動・満足していただく』という
気持ちを強く持ち、妥協しない気持ちが
あれば、自然と良い接客ができると思います。

次回は、施工時の接客においての注意点
について書きます。

細かい注意点を沢山おさえる事により
顧客から嫌われることはまず、なくなります。

逆に、この人はとても気が利くし
頼れるなと思って頂けるでしょう。

そうして顧客はあなたについてくるように
なります。楽しみですね!

最後までご覧頂き、有難うございました(^^)

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