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拝啓、はじめましてのクリエーター様。

「閲覧履歴にもとづくおすすめ」として、毎日いくつものフォローしていない方の記事があがってくる。タイトルやサムネで気になるものを、気軽に開いて読んでみる。共感したり、楽しめたり。心動かされたものにはこれまた気軽にいいね!を押していく。不定期に行う私のルーティーンだ。

この記事は、冒頭1行目にガツンとやられた。「えっ…私!?」。これは私が読むべくして目に触れた記事なはず。と勝手に思い込み一気に読み進めた。

一行、一行にストレッチ運動のごとく大きく縦に振る。会ったことも、もちろん話したこともない、もっと言えば名前すら知らないクリエーターさん。なのになんだ、なんでこんなにも私が日頃感じているようなことを見事なまでに代弁してくれているのだ。(いや別に私の気持ちを代弁するために書かれた記事ではない)

人は共感ポイントが多いほど感情移入しやすい。子なし。アラフォー。お一人様。非正社員。家庭に入るでもなく、バリバリがっつり働くわけでもなく、なんだかゆるっとした中途半端な存在。

まさに、だ。

この記事を読んで、普段忘れがちだけどやっぱり大切なことを思い出した。事実は一つ、見方(捉え方)は無限大ってこと。人は一つの事象に対しどうとでも捉えることができる。どう見てもいいのであれば、自分が幸せになる見方をしたい。そこであらためて、今の自分の状況を俯瞰でとらえてみる。

このクリエーターさんが「自分のしたい働き方」にあらためて思いをめぐらすうち、今の環境はまさにそれを叶えている状態だったと腑に落ちる瞬間が好きだ。そう。「悪いことばかり考えていると 心は一つの色で塗られてく」なんてお気に入りのフレーズがあるが、物事嫌な面を見始めたらきりがない。裏を返せば、ここはいいなと思えるポイントを探していくと、「あれ?今の私って実は幸せじゃん?」と気づく。

「幸せ」って絶対的定義はないんだから。その人が「幸せ」と感じたらもう幸せなんだから。

目先の嫌なポイントにばかり目がいって、心をダーク系の色に染め始めていた私をハッとさせてくれた。

この記事との出会いに感謝します。



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