見出し画像

ひと手間を加える丁寧さ

毎日を丁寧に生きる。ってとても大事だし素敵だなと思いつつも、自分ができているかと言われるとまったくもってほど遠い。


だからこそ、それができているなと思える人は素直に憧れる。


SNSの投稿ひとつとっても、ちょっとした“こだわり”“ひと手間”が垣間見れたりしたらキュンとしちゃう。


お食事の場面にひと笑いしちゃう箸置きがちょこんと登場していたり。
お部屋に飾ってある一輪の花が「花瓶」じゃないものに挿してあったり。
背丈順に整然と並べてある本棚の中にかわいい置物が鎮座していたり。


一事が万事、きっとそういう人は仕事面でもプライベートでも今を楽しむことを知っている気がする。

ある日。
たまにはSNSに料理でもアップしようと思い立ち、いつもより1品多く作った。ただの白い皿じゃなく、模様入りのかわいい皿に盛りつけた。


余計なものがごちゃごちゃ入り込まないように、机上のリモコンや新聞を片付けセッティングした。


出来上がったテーブルを見て、なんだかいつもより少しだけしゃんとした気になった。

同じ「ご飯の時間」でも、ほんのひと手間加えるだけでちゃんと感、おしゃれ感が出るというか。
うん。こっちの方がいいね。



その後、だれに見せるわけでもないけれど、しばらく見た目にちょっぴり配慮を続けてみた。逆説的にいうと、普段そういうほんの少しの丁寧さが皆無な生活が続いている。


決して作り込まれているわけではない、でもなんだか「ひと手間」感が素敵な一枚の写真を見てあらためてわが身を振り返った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?