見出し画像

幸せの連鎖

3月6日、#はじまりはいつも雨を語ろう のタグとともにリリースから30年の節目を迎えたこの名曲についてファンたちが思い思いに綴るイベントが繰り広げられました。

noteやTwitter、インスタなどそれぞれの媒体でこの曲にまつわるエピソードや出会いの瞬間の思い出などを語ってくれており、目を通すとどれもかけがえのない素晴らしい記録で読んでいるだけでも幸せな気持ちになりました。

この楽曲を愛する者たちが節目を祝いながら曲の魅力について再確認し合う…それだけでも十分楽しめたし心満たされた。十分すぎるほど、満喫した。そこで終わりのはずでした。


それが、どうでしょう。

なんとご本人がこの企画を知り、タグを追って記事をすべて見てくださったのです!さらにさらに、「僕がはじまりはいつも雨を語ろう」と題して作者自らがこの楽曲に込めた思いなどを披露してくださった…(感涙)。


最近特に、ファンとの距離が近くSNS上で気さくにやりとりしているASKAさん。30年前では考えられないこの距離感に、ありがたいとは思いつつどこか「手の届かないスーパースターであり続けてほしかった」と複雑な感情を抱いていたのが正直な気持ちです。ただただ憧れの愛する人として、まぶしく目を細めながら見上げ続けていたかった。“音楽”とはまったく関係のない話題へのコメントに熱心にリプが返ってくる、そんな関係性をどこか苦々しく思っていました(ぶっちゃけすぎてすいません)。ファンと近くなる場面があるとしたら、そこはやっぱり音楽を介した世界であってほしい。そういう意味で、今回はあまりにも理想的で感動的な「ファンとのやりとり」の形でした。

拙文も参加させてもらい“一員”となれた喜びもさることながら、ファンとアーティストが双方向であるということをあらためて知れた感慨。幸せが言葉を通じて連鎖していくのを肌で感じました。


あらためて、この機会を生み出してくださった発案者のs.e.i.k.oさんに感謝。
楽曲への愛を惜しみなく伝えてくれたたくさんのファンの皆さんに感謝。
そして何より、ファンたちの“遊び”に軽やかに乗っかってくださり素敵なエピソードまで披露してくださったASKAさんに感謝の気持ちでいっぱいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?