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毎週のグループミーティングにLT(ライトニングトーク)を取り入れてみた話

SORICHのクリエイティブチームでは、毎週のミーティング時に、持ち回りでLT(ライトニングトーク)をしています。そんな大層なものでもないのですが、気がついたら一年以上続けてこられたので、少し振り返りをしてみようと思います。


きっかけ

弊社はコロナ禍に完全リモートワークにシフトしました。以前のオフィスでは本当によく会話していて、日常の雑談もそうですが、イラストを描いている人がいれば、どこに使うの?とか、この動きってどう思う?とか、このツールめっちゃ便利!と、視野やアイデアを広げるのに役立っていた気がします。

隣にいるから声かけられるような些細なことが、リモートではなかなか実現しづらく、情報の吸収速度や広がりが鈍くなってきているのを感じ、一緒に働いているのになんだかもったいないな…と、もやもや。

課題にぶつかり、調べ、解決し、一人で終わる。そうして一人でやり切る力も必要ですが、それを部内に共有できたら、まわりは他力本願で勝手に成長できちゃう。あらステキ。

リモートでもチャットベースでは日常的にそんな話はしていたのですが、ちゃんと時間を設けて、ひとりひとりマイクを持とうとスタート。

リモートになって寂しい、雑談したい!欲で始まったクリエイティブの定例が、すこしバージョンアップしました。テッテテー♪

運用ルール

最初に決めたのはこんな程度だったかな…?

  • 週に1回持ち回り(月に1回程度、順番が回ってくる想定)

  • トークテーマはなんでもいいよ(技術でも恋バナでもジャストアイデアでも)

  • 話すにあたって簡単なまとめ(スライドじゃなくてもOK)を用意しよう

  • スライド聞いて、それについてみんなであれこれ話して計15分目安(長くても短くてもいいよ)

  • この人にこれを話して欲しいというテーマがあれば随時リクエスト

スライドのフォーマットも最初は自由で、XDやFigjamを使っていましたが、Figmaファイルでまとめるのが見やすいとなり、今ではこんな感じでサムネイルを作ってストックしています。社内用なので、しゃべりでカバーするからと、枚数少ない時や、Qiitaに記事を書いて、その説明をするという時もあります。


内容のご紹介

数えてみたら60枚以上のスライドができていたので、その中から少しだけタイトルをご紹介します。こんな感じのテーマでやってきました。

① すぐに役立つ技術系

  • EJSにwebp生成と画像圧縮の自動化を追加する

  • jQueryをJavascriptに書き換える

  • SVG画像のuseタグを使って色を変更

  • CSS Gridについてのまとめ

  • WordPress vs ノーコードツール

  • Flutter学習

  • VSコードの便利設定

  • ブレイクポイント再考2023

  • Lottie〜実装編

  • 提案書を作る

② マインド的なところ

  • どうやってデザインしたらいい?

  • デザイン力を高める簡単にできる習慣

  • アウトプットまでのプロセスを考える

  • 日本人の英語学習で最初にクリアすべきこと

③リサーチ系

  • jQueryの現状とVanilla JavaScript

  • 2022上半期デザイントレンド

  • 404の装い・機能・挙動

④なんでもありの雑談系

  • おすすめの海外ドラマ

  • 訳ありの時に見る動画

  • 旅とひこうきと私〜逃避行をご紹介

  • お気に入りの本の紹介

などなど。
気になるテーマありましたか?

やってみて

初期のスライドや発表に比べたら、みんな滑らかに話せるにようなったし、まとめるのも上手になって、明らかに一年前とは違う!

話し手側としてはテーマを探すことから始まり、どうしたらうまく伝わるか工夫したり、他メンバーの発表にヒントを得たりしています。聞き手側は普段の守備範囲外の内容であっても、わからない部分をその場で気軽に質問できるので、なんとなくでも頭に入れておくことで周辺技術への理解が深まります。

また、こうしたスライドを作ることで、個々がどのようなことに関心があるのかを知ることもでき、それなら次のプロジェクトではこの内容を取り入れた実装にしてみようかと、クライアントへの提案の幅も広がったりします。

そして何より、人が感じたアンテナを自分の中に取り込めるって最高。自分で見ている範囲、探している範囲は癖のあるもの。違う角度で切り込んでくれるメンバーのテーマは面白くて、いつも刺激的です。
雑談テーマなんかは、みんな面白いこと考えてたり体験したりしてるのが垣間見えて、メンバーをより理解できる側面もあり、息抜きとしても人気です。

人によって得手不得手がありますが、適度な緊張感と挑戦はステップアップに繋がるので、何事も小さなところから始めてみるのは良いのではないでしょうか。

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