スーパーHSC長男、学校やめたい

4月から2年生に進級した長男。

なんとか1年生は通いきった小学校。

少しずつ慣れていっているように見えましたが、学校をやめたいと言い出しました。

(学校休みたいではなく、やめたい。)


昨日は、学校からトボトボ一人で歩いて帰ってきて、途中まで車で迎えに行ったのですが、その顔がとても辛そうでした。

車の中で『もう学校やめたい。クラスのやつ皆バカすぎる。春休み終わったら、皆さらにバカになってる。』と話す長男。

家に帰って落ち着いてから、じっくり一時間以上話を聞きました。

(そういえば最近、じっくり学校の話を聞いてなかった気がします)


田舎なので、2年生は30人の1クラスだけ。

話を聞くと、気の合う友達は誰もいなくて、1人で孤立しているようです。

もともとHSCの長男は、ママのいない外の環境ではしっかり者の優等生。

考え方も大人びていて、同い年より年上の子と話がよく合います。

クラスには同じようなHSCの子は一人もいないようで、勇気を出して友達に話しかけても無視されたり(聞こえてない可能性もありますが)、嫌なことを言われたり(HSCなら絶対言わないような無神経なことを言われる)、意味不明のこと(勘違いして言い張ってきたり、間違っていることを主張される)を言われることが多いそうです。

一年かけても気の合う人ができず、今は一人の方がマシ、となったみたい。

休み時間も大体一人で自由帳に絵を描いているようです。

もともと、一人でいるのが好きな子ではないので、それもつまらない。


授業中は、上履きをずっと履いているのが暑くてキツイ。

脱ぐと怒られるらしく、足をじっとしているのが辛いみたいです。


登校班が合わずに、1年生の始めから朝は車で登校している長男ですが、近ごろ帰りは自分で歩いて帰っていました。

少し歩くのがゆっくりな長男は、下校の班の子に置いていかれたり、「遅い」と怒鳴られることもあったみたいです。


HSCだけの話ではないと思いますが、大人も子供も、自分に合わない環境で耐えられるのは1年が限界かもしれません。


長男:『学校は、先生が一気に子供たちの丸付けできるだけでしょ?丸付けはママでもできるでしょ?だから学校やめてもいいでしょ?』


昨日じっくり話を聞いてみて・・・

何もせずに逃げたいと言っているのではなく、一年間長男なりに一生懸命馴染もうと努力した結果、学校をやめたいと訴えている気持ちを、私は受け入れたいと思いました。


保育園の年中には登園拒否を経験し、その保育園が長男に合っていなかったように、

学校が嫌だからやめるというより、我慢して今のまま学校に行くよりも、もっと長男らしくいられるやり方を見つける。

そんな選択肢を選べたらな、と思いました。


主人も、私と長男の気持ちを尊重してくれています。

ひとまず、今日は学校をお休みしました。


この先、学校の先生とも話し合っていかなければいけません。

学校に行く回数を一日おきにするとか、毎日登校するけど短時間にするとか、特別支援級に変えるとか、フリースクールに通うとか。

でも、あくまで長男次第。

週末も家族で話しあったり、情報収集もして、これからの長男の居場所を真剣に考えていきたいと思います。


最後に、私の大好きな映画「西の魔女が死んだ」の名セリフです。

サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

素敵ですよね。

長男が自分らしく大人になる道を一緒に考えていきたいと思います。


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