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アラサーOL、転職を決意するまでを振り返る1【新卒就活編】

転職までの経緯を振り返ろうと始めたnoteですが、まずは大学時代、最初の就活から振り返りたいと思います。
ちなみに、記事タイトルにアラサーOLと付けているのは自分を表す要素の一つとして単純で分かりやすいと思ったから、それだけです。

とにもかくにも、楽がしたい!

はい。この見出しからお分かりかと思いますが、私は勤勉な人間ではありません。
とにかく楽に生きていきたい、楽をするためにはどうすれば良いかという方向に頭を働かせてしまうしまうタチです。
大学当時の私にとっての「楽」とは、肉体的にも精神的にも負荷の少ない作業、かつ短い消費時間で最大限のリターン(主にお金)を得ることでした。
世の中にはもっと「楽」な生活もあるでしょうが、私にはそこまで到達できる能力もないし、努力もできない。私がやれる範囲での楽はこれくらいかなと思っていたのです。この考え方は現在も変わっていません。
そんな私が目指したのは、ニッチな業界で高いシェアを持ち、一般認知度は低くても堅実な企業で、できれば営業以外の職種に就くこと

  • ニッチな企業は倍率が低そう

  • 事業面でも競争が激しくないので安定していそう

  • 営業はノルマが大変そう、忙しそう

  • 管理系職種(例えば人事)の経験を積めれば、万一転職することになっても潰しが効きそう

という"〜そう"ばかりのふんわりとした理由でしたが、そこまで的外れでも無かったと思います。

内定を求めて

業界は幅広く受けていたものの、なんとなくメーカーが良いなと思っていました。最も身近なサラリーマンである父がメーカー勤務だったこと、モノをつくるということが全ての事業活動の根幹だと思ったこと、そして何よりホワイトなイメージが強かったことが大きな理由です。
先述のとおり営業以外の職種に就くことを軸の一つにしていましたが、文系だったのでとりあえず希望職種は営業にしていました。管理系職種に比べて採用数が多いと思ったからです。「営業以外になれればラッキー、営業でもとりあえず頑張ってみて、向いてないと思ったら異動希望を出そう」くらいの気持ちですね。いわゆる「総合職」としての採用を前提とした新卒の就活では入社まで配属が分からないことがほとんどだと認識していたので、職種よりもまず内定を取ることを優先。営業に配属されたとしても我慢できそうな企業を中心に選考を受けました。

メンタルを守った三つのポイント

就活は大変でしたが、ありがたいことにそこまで落ち込むことはありませんでした。メンタルを維持できたのは下記の三つのポイントが大きかったと思います。

①説明会などを適度にサボる
(当時の採用担当者様、ごめんなさい)
気が乗らない、雨が降っているなど勝手な理由でサボりました(サボったのは基本的に集団で行われる説明会であると言い訳をさせていただきます)。気が乗らないということはご縁がないのだろう程度に考えていました。サボったときには、寝たり、ゲームをしたり、友達と遊んだりして楽しく過ごしました。

②「お祈り」を気にしすぎない
就活ではたくさんの企業からお祈りされましたが、「私を落とすなんてセンスないな」くらいに思うようにしていました。これは本心から思っていたというよりも、そう考えるよう努力したというほうが適切です。そうでもしないと自分を否定されたような気がして心が潰れてしまいそうだったからです。

③嘘をつかない
嘘をつくと、疲れちゃうんですよね。選考過程で話がブレないようにどんな嘘をついたか覚えておかないといけないですし、もし嘘をついた選考で採用されて入社することになったら苦労するのは自分です。嘘をつかないことは倫理上大切なことでもありますが、あくまで私は自分のために嘘をつかないと決めていました。正直であることが自分にとって一番楽だったのです。
とはいえ「楽そうなので御社を志望しました」なんてもちろん言えませんから、そのあたりはさすがに脚色しながら話しました(笑)

こうして振り返りながら書き出してみると、今でも生かせそうな考え方だなと思います。自分の性格を理解して自分で自分の心を守ることを学ぶ良い経験になりました。

そして内定へ

そんなこんなで就職活動を続け、大学4年の夏にはいくつかの企業から内定を頂きました。最終的には某メーカーへの入社を決意します。

  • ニッチな業界でトップシェア

  • 東証一部上場、売上高数千億円という安定した企業規模

  • 最終面接で「営業希望とのことですが、管理部門でも良いですか?」と聞かれた=営業以外の職種に就ける可能性を感じた

最後まで某金融機関と迷ったのですが、今思えばここでメーカーを選んで良かったと自信を持って言えます。その理由についても追々書ければ良いなと思います(覚えていれば)。

今回は大学時代の就職活動を振り返りました。次回からこのメーカーでの体験を振り返っていきたいと思います。


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