熊谷 洋幸(Kumagai Hiroyuki)

1988年4月生まれ。舞台を中心としたエンタメ業の会社に勤務。週末は朝に演劇を行う「朝…

熊谷 洋幸(Kumagai Hiroyuki)

1988年4月生まれ。舞台を中心としたエンタメ業の会社に勤務。週末は朝に演劇を行う「朝劇」の制作。 ガス切替の営業→タレントマネージャー→ライター、舞台制作→現在。 舞台関連やアイドル関連のお話が多いです。

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最近の記事

『みんながいるからできる』が消えればいいと思っている話。

好き嫌いの話になるので、自嘲気味に話しますが。 『みんながいるからできる。』的な言葉があると思うのですが、 その言葉と行動があまり好きじゃないんですよ。どちらかというと嫌いな部類。 僕は、戦隊ヒーローがめちゃくちゃ好きで、ロボとか合体技とかも好きなんです。 あれって、みんなの力を合わせることが前提じゃないですか。みんなの武器を集めて1つの武器にするとか。ゴレンジャーのようにボールをパスして強力にするとか。あーいうのは好きです。 でも、合体技でバズーカ的なものを発射すると

    • 1人アカペラ制作してみた~撮影編~

      ここまでのお話はこちら!2記事にわたっています。 そもそもこういった動画を上げたのが発端ですね。 あらためて、ボーカルの崩壊とコーラスのごちゃごちゃ、リズムがもたったりしているので、本当に戒めかってぐらいのものですが・・・ 今回はこの動画の撮影編を! ・撮影に使ったアプリ撮影はすべてiPhoneの通常のカメラアプリを使っています。特に加工はその段階ではしていません。(あとからモザイクにしているのは下記のアプリで。) では、コラージュ動画・コラボ動画を作るアプリですが

      • 1人アカペラ制作してみた~楽譜編~

        楽譜と自分自身の体調を整えたら、早速録音をしてみましょう! ・録音に使うアプリ今回はiPhoneやiPadに最初から入っている音楽アプリ「GarageBand」を使用します。 こちらは、無料のアプリながらギター・ドラム・ベース・ピアノを中心とした様々な楽器で音楽制作ができてしまう優れもの。ループ機能がついていたり、正直これ1つでDTMができてしまうという・・・ 今回はこのアプリのボーカルレコーディングで収録した歌を重ね合わせて作ります。 ・録音の前のセッティングまずは

        • 1人アカペラ制作してみた~楽譜編~

          家の滞在時間が長くなる、外に遊びに行くのはもってのほかの今の時期(2020年5月)。 そんな時は、没頭できる「1人アカペラ」制作がおすすめ! まあ、僕の新たな趣味になりそうな、1人遊びです。 お手持ちのiPhone1つで、複数人の音を重ねてアカペラ曲を作る!これが楽しい楽しい。クリエイティブなことをやっている実感と、そこまで歌がうまくなくても大丈夫な音楽創作ができます。 さらには、今どこもかしこも、いろんな人がアコースティックな音楽を上げているので、TwitterやInst

        『みんながいるからできる』が消えればいいと思っている話。

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        • 熊谷が思っていることを書き連ねたノート
          1本
        • アカペラのお話
          3本
        • 2020年断食のお話
          3本

        記事

          断食 Last days and after...

          4月27日から始めた3日間断食。今回の記事で、その短き戦い最終章となります。 前回までのお話は・・・ ・断食3日目の経過●4月27日(月)18:00 翌日の準備のために、作り置きお惣菜を作り出す。欲望に駆られるようなことはなし。 ●4月27日(月)22:00 急激にお腹が減る。羊を数えて寝ようとしたら、ジンギスカンを思い出す。羊が頭の中で柵を超えるたびに、焼かれていく。ちょっとしたドナドナ。 ●4月28日(火)9:00 快調も快調の起床。お腹はならない。 ●4月28日

          断食 Last days and after...

          断食 2 of 3 days

          4月27日(月)。断食を始めて、2日経ちました。 前回は始まりの宣言からルールまでをご説明。 ちなみにもうちょっと厳密にいうと、最後に固形物を食したのは、 4月24日(金)22:00ごろなので、すでに二日半は食していないことになります。 ということで、ここまでの過程をずらりと。 ●4月24日(金)22:00 最後に通常の夕食を取る。腹七分目程度。 ●4月25日(土)15:00ごろ 3日間断食を宣言する。大量の水を摂取。 ●4月25日(土)20:00 急激にお腹が減る。

          断食 1 of 3 days

          新型コロナウイルスの関係上、世間は自粛。 今はこの大変さを辛抱する期間だと、なんとなく感じ始めてきました。 それを感じざるを得ないこととして、僕の勤める会社はモロに影響が出ており、リモートワークおよび出勤停止。(社内での感染者はおらず、予防な) そりゃ嫌でも、感じますわ。脅威を。 生きてきた32年間、とんでもない休みが舞い込んできました。屋内自粛の条件付きで。 もちろん会社や朝劇にとって新しいものを生み出す時間に使っていますが、今までは敬遠していたけども、この際やっちまう

          ゆびならし

          久しぶりに書くことになりました。ブログらしきもの。 3日坊主も甚だしいですが、半年以上の年月を空けてのブログ。僕は元気でしたよ。たまに、片手間でフィンガースナップをするぐらい余裕を持てるようになりました。 さて、色々ありまして、ライター業をあまりやらず(というか全くやっていない)、舞台製作の仕事をしております。制作だったり、APだったり肩書よくわからんです。朝の劇も続けています。はい。 気づけば30歳になります。30歳になったら、固くてしっかりとした仕事につこうと20歳

          最近、ブログをさぼっているのは、絶賛それどころじゃない週間だからです。やってもやってもやってくる災難。それをこなしながら、新しいものを作り出す苦しみ。ソフトM冥利に尽きます。 さて、最近歳をとるにつれて、いろいろな癖や嗜好が変わってきました。 甘いものよりも塩辛いもの、ビールよりも焼酎、若いぴちぴちなアイドルよりもセクシーでかっこいいパフォーマンスをするお姉さん系アイドル。 一昔前の僕にはありえないことです。そして、今の僕とは真逆の嗜好を行く若い人を見て、「まだまだだな

          新作のお話

          今回も朝劇西新宿のお話。 先日、朝劇西新宿のロングラン公演中の「恋の遠心力」100回記念、2周年イベントを行ってきて、みなさまと一緒にお祝いしてきました。 朝劇西新宿にかかわって、だいたい1年半。なんとまあ、このような素晴らしい会ができて、制作冥利につきます。そもそも、同じ公演を2年以上も続けている、よくもまあ飽きられないなとも思いながら、ひしひしと作品が愛されているが故のパワーを感じています。 朝に演劇。ただでさえ、敷居の高い演劇にさらに朝っぱらから見る。一見、ハード

          元気印

          今日は、仕事前に朝劇西新宿へ。 なんだかんだ、朝劇がある日は本当に日が長く続いているようで、これをいかに有意義な時間として活用していくのか、約1年半携わってきてもよくわからんものです。 とはいえ、現場に行けば、まあ朝特有の辛さはあるものの、すっとお客様を迎えられる心構えになるものです。当たり前なんですが、意外にそうでもないんですよ。朝早くからお客様を迎えるなんて、この世界だとなかなかないですからね。 でもそういった気持ちになれるのは、キャストのパワーだったりするもので、

          誰かになるということ。

          ようやくして映画「君の名は。」をブルーレイで借りまして見ましたよ。あまり話題作、メジャー作を見ないでマイナー方面を偽っておりましたが、そもそもあんまり映画や本を読まないという、ただの無知を辞めたいなと思いました。そうなんです、ただの無知なんです。 そんなわけで、「君の名は。」ですが、そもそもアニメ映画をあまり知らない私ですが、「え、冒頭、語りから!?」というスタート、そしてオープニングとすぐ続くので「え、アニメじゃん!作りがアニメじゃん!」といちいち反応をしておりました。そ

          誰かになるということ。

          受付からみえる景色・舞台からみていた景色(はじめに)

          気づけば、もう3月の中旬。凍える寒さを乗り越えたと思ったら、鼻の機能を停止させる花粉、それにより口呼吸でのどを痛める負の連鎖。「ようこそ、春!」とは迎えにくい季節がやってきました。外の温かさからか、舞台や催事などは、公演そのものが増えたり、活気がつきます。 実は、ライターや舞台制作以外にも、新たに劇場管理のお仕事も始めました。定員150名程度、お芝居だけでなく、コンサート、講演会、はたまた保育園のお遊戯会までも行う、いわば多目的施設の管理です。なので、ここ最近の忙しさと言っ

          受付からみえる景色・舞台からみていた景色(はじめに)

          あいうえお

          8月もそろそろ終わり、秋を迎え、冬がやってくる。 「夏が始まるー♪」(何の曲かはご想像にお任せ)と流れていた僕のiPhoneも、「8月の君の誕生日♪」と槇原敬之が冬を届けようと流れ出す今日この頃。 実は冬はあんまり好きではありません。夏は暑くて体力を奪われるだけですが、冬は痛いじゃないですか。肌とか、耳とか、骨とか。痛いんですよ。 そんな前置きを置いといて、フリーランスの仕事をしていると、ふとサラリーマン時代の上司の言葉を思い出します。 当時、僕自身はプロパンガスを売

          ライターという仕事のなれそめ

          舞台の制作以外にも実はインタビューアー、ライターの仕事をやっております。 もっぱらインタビューアーが多いです。 例えば 演劇フリーペーパー「カンフェティ」(http://www.confetti-web.com/)で書かせてもらっております。ほかにも依頼があれば書くという感じです。 特に活字が好きだったわけでもなく、学生の頃に本を読むこともさほどやってきていません。 ではなぜ、インタビューアーの仕事をしているのか。 かなり不純すぎる動機なのですが、僕のインタビュー

          ライターという仕事のなれそめ

          後悔なしの航海

          先日、僕がプロデューサーを務めた舞台『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記』(8月3日~7日 新宿村LIVE)が無事に終演いたしました。 ご来場いただいたお客様、1か月間まっすぐ走り抜けたキャストの皆さま、わがままで頼りない僕を支えていただきましたスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。 思えば、企画がスタートしたタイミングでプロデューサーをやることになって、当初は「なんでだよ(笑)」と連呼していた覚えがありましたが、いざやってみると、本当に大変で(笑)そもそ