アロマセラピーのこれからを思う
コロナ禍で売上を急速に上げているアロマセラピー。
そう言われて実感しているアロマセラピストは、どれだけいるでしょう?
これは、アメリカの情報ですが、日本のアロマセラピー関連企業も過去最高益を出しているところも多いのです。
その理由は、お分かりかと思いますが、「お家時間」が増えたこと、健康志向が高まったこと、個人のウェルネスに関心が向いてきたこと。
ただ健康になるだけでなく、豊さや幸福度に関心が向いたということ。
アロマセラピーに求められることが変わってきた
日本でアロマセラピーが認知されたのは、1980年代頃だと言われています。それよりも前にハーブが「自然を愛好家」に広がり、ハーブの活用法の一つとして「精油」「エッセンシャルオイル」「アロマオイル」が使われるようになりました。
したがって、当時のアロマセラピーは一部の自然を愛する人の穏やかで優しい「良い香り」がするもの。という程度の認識。
実際に精油自体の作用や、化学成分もそれほど明確ではなかったし、精油の薬理作用や生理作用などもわからないことの方が多かったはずです。
使ってみて良かった、良くなかったという完全に臨床リードな世界です。
そのため、香りについては「印象」「イメージ」先行で使われていたようで、アロマセラピーはなんとなくいい感じ。という程度の認知だったのではないでしょうか?
いわゆる「癒し」(私の大嫌いな言葉)
この傾向は、今でもうっすらと残っている気がします。
アロマセラピー=おしゃれ とか
アロマセラピー=優しい人 とか
アロマセラピー=女性 とか
アロマセラピー=キレイ とか・・・
正直、私もアロマセラピストを仕事にした頃は、そんなイメージで外に向けてアピールしていたかも知れません。
しかし、アロマセラピーは「精油の化学」が出てきて、アロマセラピストの意識が変わってきます。
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