「何をしたいのかわからない」あなたへ

私は常々「自分の生きたいように生きたらいいし、やりたいことをやらないと後悔するよ」と、言っているのですが

私たち世代の女性から

「私は何をやりたいのか？どうなりたいのか？がわからない」

と言われることがあります。

人生は選択肢に依存する

子供の時、大きくなったらケーキ屋さんになりたい。とか、大きくなったら幼稚園の先生になりたい。とか思ったことがあるのではないかと思います。
きっと「アロマセラピストになりたい」とか「マーケッターになりたい」なんて思ったこともないでしょう。

なぜでしょう？
答えは簡単です。知らないからです。

子供が将来なりたい職業は、子供が知っていることからしか選べません。
学校選びも然り、もしかしたら将来の伴侶もそう。

自分が選ぶものは、自分が知っている中からしか選べないのです。

ということは・・・

「私は何をやりたいのか？どうなりたいのか？がわからない」

選択肢が足りない。
もっと端的な言い方をすると、世界を知らない。

自分の狭い世界の中だけで生きてきているから、自分のやりいことなりたいものが見つからないのであって、もっと広い世界に行ってみたら良いし、
知らない人、知らない場所にもっと関わってみたら良いのです。

「そんなことありません！私は社会に出て活動しているし、それなりに世界を見てきました。それでもわかりません」
というのであれば、

まだまだ足りないのです。
あなたの選択肢はあなたが思う以上に広い。ということです。
他人は10の選択肢があれば十分かもしれないけど、
あなたには選択肢が100必要なのかもしれません。

世界の広さは人によって違う

みんなで食事に行っても、同じ量だけ食べて満足する人と、足りないという人がいるでしょう。
満たされる量や数は、人によって違うものです。

”一般的に”選択肢が10あれば、自分の求める生き方は見つかります。と、たとえ言われていたとしても、あなたには足りない。それだけのことです。
世界の広さは、人によって違います。

以前、宇多田ヒカルが、自分の拠点について語っている記事を読んだのですが、「東京と大阪」くらいの感覚で「日本とアメリカ」を語っていました。
私にとっての移動距離は、せいぜい日本列島縦断だけど、彼女にとっての移動力は地球半周なんだな。と世界観の違いに驚いたことがあります。

どちらが良いとか悪いとかではなく、基準は人によって違うということで、他人軸で考えると自分が足りないことに気づかないかもしれませんが、自分に翻ってみると、全然選べない。全然見つからない。というのが答えです。

だったら自分の地図を大きく広げてみるしかないです。
それでも見つからなかったら、見えている世界以外の世界に目を向けてみる？

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