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お花を摘んでしまうと”ミカン”が成らない

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インスタライブでもちょろっと触れたんだけど、精油の使い方について
私の考え方をお伝えします。

ちょっぴり燃えやすい話題ではありますが、敢えて残しておきます。

精油の原液使用に反対です

私がアロマセラピーを学んだNARDアロマテラピー協会では、2000年代の初めの頃は、原液使用についても触れていたし、ブレンドレシピにも「原液」という文字がありました。
原液じゃないにしても80%とか「え?!」という濃度のレシピもありました。

なので、私は自分には原液で使うこともあったし、原液で使うことによる「効果」も実感しています。

でも、アロマセラピーを学び、世界の精油農場を知り、植物のことを学べば学ぶほど

原液では使えない。

と思います。

ネロリを採ったらミカンが作れない

15年くらい前ですが、日本の柑橘系の精油メーカーさんの営業の方とお話をする機会がありました。
柑橘農家さんと近いメーカーさんで、果実を加工した残りの皮で精油を作ろうと思う。というお話でした。
日本の精油メーカーがまだまだ少ない頃でしたから、とても良いお話だと思ったので、私も現場の声として色々とアイデアを出しました。

その時に
「ミカン農家さんなら、オレンジフラワー(ネロリ)の精油も採れるんじゃないですか?ネロリは人気がありますよ」と、お伝えしたのです。

するとその営業さんが、ちょっと困ったような表情をして
「ええ。でも、お花を摘んでしまうと”ミカン”が成らないんですよ」って、おっしゃったんです。

あ。そうか。

と、私は自分の浅はかさと、自分勝手な見識を恥じました。

花が散って、結実してミカンが成ることなんて、知っていたはずです。
それなのに、「精油」となった途端に、そんな当たり前の自然の成り立ちすらわからなくなるのか?私は!と、 自己嫌悪になりました。

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