見出し画像

幸せなアロマセラピストになってもらう

このところ夏のような気候の東京です。
庭のジャスミンがそろそろ咲くかな〜〜、と楽しみにしています。

アロマセラピーレッスンが終わり、始まる

私が年に一回募集をしている「わかる繋がる活かせるアロマ」というアロマセラピーレッスン。
対面とオンラインの2クラスありますが、この両クラスが来月が最終レッスンです。
そして、今月から新たに2クラススタートしました。

このレッスンは、アロマセラピーのレッスンではあるけど「生命の起源」や「単子葉植物、双子葉植物」とか「学名の秘密」とか、一見アロマセラピーに関係のないようなことをびっちり、みっちり教えています。

アロマセラピーを知りたい!という方は、最初は「なんでこんなことを?早く香りを教えて!」と思うかもしれません。

失敗から学ぶ

料理教室で言えば、小麦の育て方から学ぶようなもので、それは私の管轄外です。と言われるかもしれません。

それでも敢えてそこから教えているのは、アロマセラピーを学んだ後、アロマセラピーに自信を持っている人ってめちゃくちゃ少ないからです。

精油のことを知れば知るほど、禁忌事項や注意事項だらけで、使うことが怖くなります。
それは、なぜそれが危険で、なぜその場面で使えるのか?ということをわかっていないからです。
精油成分を覚えたり、作用を覚えるだけでは、使えません。

そしてそれを覚えていて、レシピ通り作ったとしても
・・・失敗します。

失敗することがあるんです。

でもこれが大チャンスで、ここから学ぶんです!!

ただ、なぜ失敗したのか?ということを自分で考えられるだけの知識がなければ、ただの失敗で、自己嫌悪と後悔しか生まれません。

そうならないために、基本の「き」を面倒臭いくらい丁寧にお話ししています。

考えるアロマセラピストになるために

やっぱり、どんなことでもそうだけど、誰かに教わったことをそのままトレースしているしか方法がなければ、自分のものにはならないし、
ましてや仕事になんかできません。

なぜそうなのか?
何がそうさせるのか?
何が起こっているのか?
どこに向かおうとしたのか?

失敗や経験から、こう言ったことを考えて答えを出せるようになることが、自分にものにすることじゃないかと思います。

ブレンドがうまくいかない。
精油の作用が期待通りに働かなかった。

こう言った時に、誰かに答えを聞くのではなく、自分で考えてみる。

精油の特徴を考えるだけでなく、その時の体調、気候、季節、環境から、何が起こっていたのかを考える。
ホルモンの状態を予測してみるとか、自律神経の状態を振り返ってみるとか、食生活を振り返ってみるとか・・・
湿度が高すぎたのではないか?乾燥し過ぎていたのではないか?
忙し過ぎたのではないか?精神状態がいつもと違ったかも知れない。とか・・・
考えてある程度答えが見えた時に、誰かに相談してみるとまた理解が違うはず。

親切ではないレッスン

ある意味で回りくどいレッスンで、精油のレッスンに関して言うと、私が何かを教えるというより、それぞれに調べてきてもらうというスタンスで、その中で気づいたことをお伝えする程度です。

このままだと、転ぶぞ〜〜。と思うことも敢えて触れません^^
わかってるなら教えてあげればいいじゃん。と思われるかも知れませんが、私は不親切で意地悪なので・・・

というのは冗談で、とにかく受講者さんたちには、たくさん悩んで考えて欲しいし、失敗して転んで欲しいと思っています。
それが絶対に宝になるから。体験したこと、悩んだことほど自分の力になります。

受講者さんたちから日々ご質問をいただきますが、最初から「これはなんですか?」と聞くのではなく、自分なりに散々考えたけど・・・という痕跡が見えることが嬉しい。
そんな時は全力でお答えしていますよ。

子供を不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである

ジャン=ジャック・ルソー

という言葉あるように、幸せなアロマセラピストになってもらうために^^
です・・・(ほんとか?!)

もしも、もしも、記事が面白かったとか、理由はないけど応援したいと思ってくださったら、サポートお願いいたします!飼い犬アロマのおやつ代にします!? 残ったら精油やアロマの書籍を購入させていただきます^^