キボウを紐解く
新しく始めたマガジン。キボウのカケラ。
前回も話をしましたがここ何日かこのマガジンのタイトルをキボウのカケラでいいのかという自問をしています。
そんなわけで何回かにわたってまずは希望について紐解いていきたいと思います。
というわけで希望という漢字のの意味から考えようと思う本日。
まずは「希」という漢字から考えていきたいと思います。
先行き長そう!(笑
意味はまれな望みのまれ「希」?
希望の「希」を調べてみると意味にはいろいろあるようです。
1:まれ
ただ、これは調べたところ本来は「まれ」という意味は「稀」という漢字を使っていたそう。確かに辞典にも「稀」と同義語となっています。
第2次世界大戦後の国語改革で、「稀」は当用漢字から外れてしまったために希という字で代用することが多くなったようです。
ただこのあと書くように珍しい布という意味もあったようなので諸説あるようではあります。
2:かすか
私はこれは知らなかった意味です。かすかかー
3:望む
これは希望と合わせるとわかりますね。
4:求める、願う
5:乾く
希という感じの成り立ち
希望の上の部分は2つ書く「爻」と書くそうで、交わるという意味を持つそう。下の「巾」は知っている人が多いでしょう、布のことを表します。
これらから細かく織った布のことを指すのが語源で、それらからその細い先から何かを求めるという意味になったようです。
そうすると先ほど記載したように珍しい布というまれという意味を持つということにもなるそうです。
どう捉えるかで変わってくる
まさに希望そのものもどうやって捉えるかで変わってくるのでその辺面白いなあと思うのですが、「希望」の意味も漢字の捉え方で変わってきます。
1のまれで捉えると「まれな望み」となり幸が薄い感じになってきたり、2もかすかな望み・・・なんだか薄くなってきますが、3の望むというので捉えると望みが強い感じで少し強め。
逆に4の求めるというので考えると望みを求める感じ。
物事も捉え方によって希望が見えたり希望が見えなくなったりするものであるように、まさに希望という字もそういう風に成り立っているなあと思いました。
私の「希望」という時の捉え方
明日以降の「望」という字も考えた上でないとわからないのですが、望には絶望もあるわけで前の漢字の思いを表しているんと思うのです。
そう思うと今思うのは願いを思う感じかなと思ったり。
そして希望は強く願えば叶うものというのが私の中で基本としてあるので強い願いが希望なのかなあとか。
でないと、「のぞみの薄い」という意味だとキボウのカケラなんてでうっすうす(笑
(そもそも名前決めた後でその確認をしているあたりお前がうっすうすだろうと思うのですが)
ま、私も希望も濃い目にいきたいと思います!
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IT企業に勤める普通の会社員の主人公が、ビジネスでインドに滞在し犬を拾ったことをきっかけに、インドの日常に横たわる人々の深層意識やカスタムに触れていくお話。
NewsPicksでも紹介されました。
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