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来月で最後!5回目の講習を受けて

こんにちはtwitter見ている方はご存知かと思いますが、初めて?くらいの感じで出来上がったものがとても褒められまして、土曜日はいい気分で帰ってきました。(笑
これで終わったら最高にいい感じで終わりますが、まだ講座は一回残っております。ガツガツ直したいなあと思いながらもどこをどう直すといいのかがよく分からない・・・。

と思いながら土曜日いい気分のまま直そう!
と少し直しました。(直しては感想をもらっているのでまたこいつ直して出してきてる・・うっとおしいとあちこちのコミュで思われてそうです・・後もう1ヶ月付き合ってーーー)

というわけで熱いうちにはこちらのnoteも一緒で今回の講座で学んだことなどをアウトプットしたいと思います。


ゲストがいた今回の講習

今回は実はいつもの勉強会とは違ってゲストがきてくださいました。

大友監督の「億男」の脚本を書かれた渡部辰城さんがきてくださったのです。


<Netflix『今際の国のアリス』より公式プロフィール>

1976年生まれ。株式会社メイドインヘブン代表取締役社長。99年、株式会社エニックス(現スクウェア・エニックス)入社。ゲームプロデューサーとしてドラゴンクエストシリーズやスマートフォンゲーム開発に従事。11年、株式会社DeNA入社。DeNA大阪社長を経て、2013年よりゲーム事業担当執行役員。17年、株式会社メイドインヘブン設立。脚本作品は『億男』(18)がある。

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なんと40を過ぎてから脚本を書いた方で、それまではゲームプロデューサーをされていた方。
でも話を聞いていても思ったのですが(監督も佐渡島さんもおっしゃっていましたが)ゲームPで、脚本を書けるその下地のようなものは十分出来上がっていた気がしました。それでもやっぱりその年から新しいことにチャレンジするってすごい!!

今回はそういう元々脚本家では無い人が脚本を書いたということが参考になるだろうとゲストに監督と佐渡島さんの人選でいらしてくださったわけですが私は働き方というのもすごく参考になったというか勇気づけられました。

大友監督も近いと言えば近い業界ですが、渡部さんの業界も私が携わっている仕事に実は近いのです。特に今関わっている会社の社長は元々大手のゲーム会社の社長室のスペシャリストだった人なので少し行っている業態は違うのですが近くて(そういう意味では舞台監督からだいぶ遠い仕事も近年しているわけですが汗。エンタメ業界と括ってもらった方がいいくらいの渡り度合い・・)そういう意味でもとても参考になりました。


渡部さんがおっしゃっていた話で時折、エンタメで何か名を残したいというような相談を受けることがあるそうでそう言った時に2つだけ助言していて

・自分を天才だと思うこと

・今目の前にあることを必死に取り組むこと

というのがとても納得できたし、さらにいうならば仕事のスタンスとして

自分に与えられたものは基本的にやってみる

というのは私も常々そうしているのでとても勇気づけられました。

私がそうしているのは
人が自分に求めるということはその可能性があるということで求めてくれているだろうし、自分ができると思うことだけ受けていると自分のキャパと自分の可能性は広がらないということなのでそうしているのですが、同じようなことをおっしゃっていて、プロ中のプロがやはりそういう話をしているとめっちゃ勇気づけられるわけです。


そんな話も含みながら今回は渡部さんの脚本の作り方なども教わりました。

その中で参考になった話を少しだけ


自分なりのルールを持つこと

渡部さんは資料を作ってきてくださり、ご自身の脚本を書く上でのルールとしているものを教えてくださったのですが、このルールというのはある程度あるといいなと思いました。

教えてくれたものは非常に具体的なルールだったのでした。(つまったらこうしてみるとか、書く上での心構えとかそういうもの)
ルールを皆さんなりにと佐渡島さんも最後に確かおっしゃっていたと思いますが、そこまではまだ作れなくても、流れ的なものは必要だなと思いました。

私の場合は、書き方なんて考えたこともなかったので、講座であたらえられた課題とやった方がいいということと課題をこなすためにどうすればできるかを本を読んでその通りにやってロジック的にこなして行ったのですがこれはある意味ルールに乗っている感じです。前回のnoteにもちろっと記載しましたが


前回の記事はこちら


だから書き上げられたというのも多いです。


というのは渡部さんは大友監督がおっしゃっていたのですが、少々迷惑なくらい(笑ってましたが)描くのが早いそう。フィードバックするとその日のうちに3パターンくらいどうですか?と出していたりもしたそうです。
そこまで早くなくても、今回締め切り内に書き切るという作業をしている中で感じたのはある程度、自分の中でルールのようなリズムを持つことは重要だなと思いました。
聞いていて佐渡島さんや大友監督もそれはあまり聞いたことないとおっしゃっていたベグデルテストを意識するというような話もとても面白かったです。



そのほかエンタメ業界の話にもなった今回の講座


漫画やエンタメが分業になってきているような話も伺いました。

渡部さんは今、今際の国のアリスにも関わられていて。
こちらはNetFixで初めて日本のものが世界に言って、認識が変わったのではないかと監督もおっしゃっていましたが、そういう作品をどうやって作っているのかなどの裏側のお話も出てきていました。
元々ステージって割と分業というか、リハしているうちに変わったりもするのでアーティストやPは主軸にいますがライブは割と現場でやってみて変わっていくっていうのが強いように思っていて、なので分業されているようなイメージですが映像というのは脚本がある程度かっちりしていますもんね。

その中で漫画もそうですが1人の人が描くというのはもう難しくなっている様子。

脚本も複数人で書いた方が面白くなるそうで、確かにドラマだと複数人の方が回によって分けて脚本を書いているのは見かけますが1つの映画などの脚本を何人もの人に分けて書いているというのは新しいなあと思いました。

そのほかハリウッドではスクリプトドクターというクラスがあるそうで。そんなお話も監督からも伺えたりしてとても有意義な時間でした。


自分のフィードバックは

これらの座談会を聞く以外にもフィードバックもあったわけですが
少し、前回よりもフィードバック内容が被ってきたなあという印象を受けました。
私以外にも同じようなフィードバックをされていた方もいましたが自分へのフィードバック内容としては主として

1:話の幹が2つできてしまっている。2つがしっかり交差するように

2:なんの問題が起きていてどうなったのか、話の幹であるトラブルがあまり展開していない

3:ここまできてようやく自己分析ができるはず。
自分がこういう思いで出している、ガネーシャ(インドの神様が出てくるのです)の意味をもう一度分析し直してみるといい

というようなものでした。

でも佐渡島さんが「全員に言えることだけど作家の1、2年で起こる変化が、1ヶ月で起きてる」とおっしゃってくださって、何より監督が「すごい映像的に喚起される。」とおっしゃってくださったのがもう本当にご飯何倍でもいける!という感じで。

私は基本Mなのでそれ1つくらいでもう当分頑張れそうに思ってますww
(褒められ慣れていないのであまり褒められても多分困りそうにも思う今日この頃)

まあ私に限っていうと1ヶ月っていうよりは半年言われたことをとにかく拾いまくってコツコツこなしてきただけと言えばだけなんですけど、やっぱりプロの言うことをとりあえず意味が分からなくてもそこでコツコツこなすことというのは確実に近道なんだなと思ったり。

まあ最初は仰っている意味さえわからない重症度だったわけですが・・。

どこかに書いた気がするのですが、(noteだと思ったら記事が見つからない・・)私の高校時代の恩師が「知識というのは横からは見えないバケツの中に水を入れる作業と同じだ、その作業は見えないから辛いけれどいつかバケツから水を溢れてくるのでそれまで溢れるまで入れることが大切だ」と言ったことを結構いまだに主軸にしているのですが、まさにこの半年間いろいろしてそれを体感できた出来事でした。


というわけで来月に向けて書き上げていきたいと思います。






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