見出し画像

願いを思い遠くを見る=キボウ を紐解く2

このマガジンのタイトルがキボウのカケラでいいのか悩んでいると言う話からキボウを「希」を紐解いた回から引き続きまして

本日は「望」と言う感じを紐解いてみたいと思います。

これで、タイトル決められるのか!?

望という漢字の由来

「望」はもともと別の字形をしていたそうです。

どういう漢字だったかというと「王」の上に「臣」という字が置かれただけの漢字。

この「王」と「臣」。
「王」は当初「壬」と書いて、「臣」は目を表してつま先立ちの人を示し、ここから、背伸びをして「(遠くを)のぞみ見る」という意味を表していたそうです。


確かに望という漢字の意味には

眺望などの「見渡す」や仰望などの「見上げる」という意味も含まれますし、「ながめ」、「見晴らし」という意味も含まれます。
ここからきていたんですね。
時代がたって、「月」の字を加えて、「朢(ボウ)」と書くようになり、めったに見られない満月を待ち遠しく思う気持ちを表現するようなったそうです。
それらから「満月」の意味も生まれたそう。

これを調べてなんだか想像しなかった美しい語源なんだなあと私は思いました。

希望は太陽をイメージしがちだけれど、この語源を知って中国などで幽閉されている人とかが希望を持って月を眺めている姿を想像・・

(想像力豊かすぎ?笑)

でもそんな美しさがあります。

調べ進めるとそんなイメージもあながち間違っていないのか、「望」という漢字の意味の中には「うらむ」、「うらみ責める」、「うらみ」や憂える(心の苦しみを人に訴える)という意味もあるんですよね。

・・深い

幼い頃漢字って覚えるの嫌いでしたが語源を調べると面白いんだなあと思います。


その後、「朢(ボウ)」という漢字の中に「ボウ」の音をもつ漢字が含まれていないことから「臣」を「亡」に変えて「望(ボウ)」と現在の形に変化させたそうです。

希望の私の捉え方

語源から捉えようとした希望。

先日の記事で書いたように

“明日以降の「望」という字も考えた上でないとわからないのですが、望には絶望もあるわけで前の漢字の思いを表しているんと思うのです。 そう思うと今思うのは願いを思う感じかなと思ったり。 そして希望は強く願えば叶うものというのが私の中で基本としてあるので強い願いが希望なのかなあとか。 でないと、「のぞみの薄い」という意味だとキボウのカケラなんてでうっすうす(笑”

これらから考えると私の希望のイメージは願いを思い、遠くを見るようなイメージ。

うん。これは悪くない。
遠くを眺めるときに近くも視界には入っているわけです。

でもそれと一緒に遠くをイメージする✨

そのカケラ(あ、カケラの意味調べた方が良くなった?笑)

希望なのか幸せなのかといえば希望だなと思えた今回。

カケラについて調べるかどうかはさておき、

マガジン名はこれで進められそうです。

キボウのカケラ よろしくお願いします。

ーーーーーーーーーーーー

そんなキボウのカケラを主人公に託した小説

IT企業に勤める普通の会社員の主人公が、ビジネスでインドに滞在し犬を拾ったことをきっかけに、インドの日常に横たわる人々の深層意識やカスタムに触れていくお話。
NewsPicksでも紹介されました。

なんとるろうに剣心の大友監督と、ドラゴン桜の編集などもされている佐渡島さんからも書評をいただいてます!

(二人とも旬だわー✨)



よかったら是非読んで見てください^^







よろしければ餌を与えてみませんか?(=サポートお願いします)喜びます(=がんばる活力にします)