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ファジアーノ観戦記 2023年3月25日 ジュビロ磐田戦

初めてのフクアリ(フクダ電子アリーナ)

今日は初めてのフクアリ(フクダ電子アリーナ)でファジアーノの応援。私の居住地からは比較的近いスタジアムだけれど、試合の日程が合わなかったりコロナによる人数制限でチケット自体が取れなかったりと、なかなか縁がなかった。
今回は都合がついたので、さっそうとフクアリへ。初めてオリジナル10のチームの本拠地に行くこともあって、前日から興奮状態。睡眠不足で当日を迎えることに。

ジェフの街

JR千葉駅からさらに東にあるJR蘇我駅。駅も街もジェフの色に染まっていた。駅の壁は黄色がメイン、エスカレーターの壁にはジェフの選手のポスター、自販機もジェフ仕様。

黄色と緑のジェフカラー
蘇我駅のウェルカムボード

駅を出てもジェフカラー。歩道橋、バス乗り場の屋根、飲食店の看板にはジェフ戦特別メニューの案内まで。
今まで私が行った中でも、特に徹底している。ジェフが愛されているのがよくわかる。アウェイの街でカメラのシャッターを押しまくる私だった。

あちこちにジェフカラー

初めてのフクアリは雨だった

サッカー専用スタジアムのフクアリ。緑の芝生が綺麗。
アウェイ席の反対側では、ジェフの応援団が陣取る。チャンスの時は黄色いタオルが揺れる。それがキラキラと輝いて見えた。

ジェフの応援、声がよく響いていた

この日はあいにくの雨。2階席に行けば屋根はあるけれど、壁と屋根の間から風が吹いてきて雨が微妙に流されてくる。それでも、気になるレベルではなく、屋根のありがたみをひしひしと感じた。
こんな雨でも、応援団は1階。1階は屋根がないので、もろに雨を受ける。試合が進むごとに雨はやんでいったが、相当に寒かったはず。声を枯らすことなく、最後まで鼓舞し続けた姿勢には尊敬しかない。

2階席からの眺め。

フクアリのスタグルは、スタジアム内に入ってすぐの売店で購入。この日は注文から5分もかからずに受け取り。

肉巻きおにぎり串もおいしそう。
しらすマグロ丼、シラスがモリモリ。

余談だが、フクアリは再入場ができなかった。入り口で再入場ができないことを知ると、入り口近くの自販機へ走って飲み物を確保する人も。(再入場不可が今回たまたまなのか、いつもなのかは不明。)

スタジアムDJの選手紹介

サッカーの試合に欠かせないDJ。どの試合にいっても男性の素敵な声が響き、選手紹介では名前と背番号が心地よく読み上げられていく。
しかし、ここフクアリの選手紹介は一味違った。
うろ覚えだけど、こんな感じ。
「吉備からの攻撃を鬼のごとく蹴散らす 小林裕介!」
相手チームのことも取り入れていて、聞いてて楽しかった。録音しておけばよかった。。これが今日一番の反省。

鬼門フクアリ

さて、フクアリでの試合。ファジアーノはリーグ戦において、フクアリでのジェフ戦に勝ったことがない。(2019年の天皇杯では勝利している。尚、この時も雨だった。)
それ故ファジサポからは鬼門と呼ばれるフクアリ。
ただでさえ勝率の低い場所で、今日は雨、加えて風速4mの風。ボールを高く蹴り上げたら風で持っていかれそう。
そして前節、ファジアーノは敗戦しており、今節に引きずらないかも心配。
しかし、優勝してJ1を目指すなら、鬼門などと言っている場合ではない。
雨のスタジアムで、90分の戦いの火蓋が切って落とされた。

ジェフの猛攻

試合はジェフに押される展開が続く。雨で芝が滑りやすいのか、転倒する選手も。パスがうまくいかないのは、多少なりとも天気の影響もあったかもしれない。
少ないチャンスに攻め込むが、ジェフのガードは固い。前半18分でセットプレーからゴールをねらうが、相手ディフェンスに阻まれる。これは本当に惜しかった。
0-0で前半を終わるが後半に入り54分、とうとうジェフの小森選手に決められる。
ファジアーノの席では大きなため息が漏れるが、すぐに応援歌が流れる。応援で流れを変えたい。皆必死にエールを送る。
62分から選手交代が続く。この際金山選手の「ここからだよ!」という大きな声が聞こえた。
とにかく耐えるが、得点の気配が見えない。なかなか攻め込めない。やはりここは鬼門なのか、このまま終わるのか、ネガティブな気持ちがよぎる。

ファジアーノは諦めない!

耐えた結果、その時はやってきた。77分、鈴木喜丈選手がゴール!わっという歓声が上がり、グータッチで喜び合う。
ここからファジアーノの動きが明らかに変わった。防戦一方だったのが、攻め込むようになった。応援も自然と力が入る。明らかに声が大きくなる。
ここまで来たのなら勝ちたい!勝って弾みをつけたい。J1に行きたい!そんな雰囲気が確かにあった。
しかし、奮闘はしたものの、1-1のドローで終了。
終わった瞬間倒れこむ選手たち。特にジェフのキーパー、新井選手はしばらく動けない様子だった。ジェフは開幕節以降勝てていない。今日このホームゲームで勝ちたい気持ちが相当あったのだろう。追いつかれての引き分けは、ジェフの選手たちの気持ちにはダメージがあったかもしれない。

一方、追いついたファジアーノの選手たちの表情に、納得したような様子はなかった。今年はJ1へという高い目標を掲げている。それを考えれば、これでよしとする結果ではないだろう。
しんどい内容ではあったけれど、守るべきところは守っていたし、得点も上げた。これが今後の試合につながることを期待したい。

試合後の挨拶。次は勝とう。





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