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8月15日

終戦の日か敗戦の日かという議論などどこ吹く風の夏空の青

終戦の日か、敗戦の日か、
そのどちらが正しいか、
僕にはわからない。
それにこだわるべきなのかどうなのかも、
難しい問題のように思う。
ただ、例えば、
学校というひとつの現場にいて、
そうした問題の存在を伝えるべきか否か、
ということを思ってみたりする。

式典では国旗・日の丸を掲げ、
国歌・君が代を歌う、
それが極めて日常のこととして
平穏に行われている今、
例えば、いつかの東京都のように
君が代を歌わない職員を罰するというような
奇妙な形で浮上してくる
この種の問題の奇妙さを、
偏らずに語ることは。

例えば、和歌の授業で
五七調と七五調の違いを説明するのに
君が代を例に出し、
君が代って短歌だよね、と言ったら、
みんなキョトンとしていた、そんな時に。

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